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仕事がうまくいかなければ人間関係は悪くなります。人間関係が悪くなれば仕事もうまくいかなくなります。どちらが欠けてもうまくいきません。
仕事場での“レッテル”。これが厄介者です。“あいつはデキル”ならいのですが、一旦ダメのレッテルを貼られてしまうと逆転するのはさあ大変。一度築かれたクレディビリティー (credibility) は堅固な石のようなもので粉砕するのは至難の業です。
“話し方が下手。だから何事もうまくいかない”などと反省しているアナタ。これはピント違いかも知れませんよ。世の中には口のきき方を知らない人や無礼な人もいます。そういう人は反省などしません。その点アナタにはまだ復活の可能性アリ。
話し方だけが理由で仕事がうまくいかない、人間関係がうまくいかない人は稀です。物事がうまくいかない言い訳として話し方を引き合いに出す。この発想がダメなのです。
仕事は人並み、人間関係もソコソコ。これでは大逆転は望めません。一心不乱に仕事をしているか、人並はずれた気配りができているか、皆アナタのことをじっと観察しているのです。修行僧になった気持で1年頑張りぬく。アナタのクレディビリティーは確実に上昇するはずです。
褒めることが最近はブームです。「部下を褒めるテクニック」などのハウツー本が書店に並びます。褒めておけばとりあえずは OK 、大きな問題にはなりにくい。今の世の中、褒めるという行為はコミュニケーション上の“安全パイ”なのです。
褒めれば万事うまくいくかといえばそうではありません。よい成績をとった子どもを褒めればその子どもは喜ぶでしょう。でも油断してすぐ勉強しなくなります。今度は怒ってみます。するとますます勉強しなくなるのです。この法則は大人も当てはまります。
褒めて人を動かすのは簡単ですが、“動かし続ける”ことは難しい。褒めることの効能は一過性でしかありません。
どうすればいいのか。それは褒める前に叱ってあげることです。叱ることを躊躇う(reluctant)人がいます。リスクを伴うからでしょう。これでは人は育ちませんしアナタも成長しません。愛情を持って叱ってあげることが結局はお互いのためなのです。
叱ると怒るは違います。叱る行為は建設的(constructive)であり怒る行為は破壊的(destructive)だからです。叱る理由を相手の目線で分かりやすくユーモアを交えて説明する。納得したら褒めてあげる。これが順序です。
愛情たっぷり叱ってあげる。これができればアナタも立派なリーダーです。
ウグイスの鳴く声がアチラコチラから聞こえてきます。箱根の森に春がやってきました。“ホーホケキョ”と鳴くことのできない子どもの声が初々しく感じられます。“ Japanese Bush Warbler ”(日本の茂みでさえずる鳥)の英語名が示すようにウグイスは警戒心が強い生き物です。薮の中から顔を出すことはめったにありません。日本人と重なりますね。
箱根新弁塾館で思いっきり勉強していただくこと。これが弁塾流の指導です。大自然と一体化すことで人は本来の自分を取り戻すことができます。偽りの自分を装うことで現代社会が成立しているとすればそれほどストレスが溜まることはありません。非日常の空間に身を任せアナタ本来の話し方を開花させる。これが話し方の王道なのです。
山に向って大声を出してみる。こだまして返ってくる自分の声。これだけで豊かな気分になるから不思議です。季節感を感じさせてくれる山の幸と海の幸。これも大切です。食に疎い人は話し方にも疎いからです。
自然と共生する生き方ができる人は話し方の開化も早い。これが私が抱く印象です。“ホーホケキョ”。ほら、ウグイスの鳴き声が聞こえてきましたよ。
「今から50年間の間に起る交通手段の変化と、それから人々の生活に与える影響を想像し、50~60語の英語で具体的に記せ」。先月26日に行われた東大前期過程の入試問題です。
マスコミでは“受験英語”を悪者に仕立て上げ、その弊害を論じようとします。“受験英語”を叩いたほうが大衆のウケがいいからです。“日本人が英語ができないのは受験英語のせいだ”とさえ言う人もいます。寄ってたかって“受験英語”を叩くことでストレスが発散されるのかも知れません。
東大の入試問題は素直で良問です。このレベルの内容が英語で書ければ十分、さらには言えるようになれれば理想です。
入試問題の中には悪問や奇問もあります。でもそれは氷山の一角 (tip of the iceberg) であって、多くの入試問題は良問ぞろいなのです。
マスコミの歪んだ報道の影響か、日本の社会は実用英語を擁護します。TOEICの人気がそれを物語ります。英語力の一面を測定する試験としては有効だと思います。でも900点以上の”高得点“を取った人でさえ英語でコミュニケーションが取れない人が少なくないこと、700点以下の人でも英語を流暢に喋れる人がたくさんいることは何を意味しているのでしょうか。
志の低いTOEICの問題集よりも良問そろいの大学入試問題。トライしてみてはいかがでしょうか。
食いしん坊で単細胞。出世したい、モテたい、お金が欲しいとあらゆる煩悩に悩まされ、やたらとピストルを撃ちまくる。『天才バカボン』に登場する本官さん。日本でいちばんピストルの弾を使うこの警官はパパと幼馴染、度々警察をクビになってもいつの間に復職しています。出身は 埼玉県新座市 、趣味は鉄道模型だとか。
さて、路上で騒いでいた少年を威嚇 (threat) した巡査長の事件が話題になっています。”拳銃の適正使用にあたらない“というのが警視庁の見解。この巡査長は謹慎中です。
何が適正で、何が適正でないのか。私たち一般市民には不透明で分かりにくい。適正という言葉自体が非常に曖昧です。
警察官の短銃使用の条件や手順を定めた規範があります。「緊急時には予告や威嚇射撃なしで銃を撃つことができる」。この規範から解釈すれば現場の警察官にかなりの権限が与えられていることになります。
署などには手紙や電話、メールで計185件の意見が寄せられたそうです。大半の175件は「警察官をばかにしたような行動は許せない」「警察官のほかに、誰が少年を注意するのか」などの支持派。巡査長の質問を無視したにもかかわらず、すぐに被害を訴え出ている少年の姿勢を批判する内容もあったようです。
携帯電話の充電器を日本に忘れ、ネットが使えず、国際運転免許証も持たないまま来てしまったケアンズ (Cairns) 、滞在3日目にしてようやく通信環境が整いホッと一息ついているところです。
現地のトースト・マスター・クラブ (Toast Master Club) や英語学校を訪問するのが狙いです。オーストラリアの中でも此処ケアンズは移民の数が多くそれに比例してスピーチを専門に教える学校や団体も数多くあります。彼らの尺度で見た世界観、日本観を体感する。これによって私自身の世界観も広げることができればこれまで以上に生徒さんに貢献できるのではないかと考えています。
さて、オーストラリア英語独特のアクセントは私にとっては一苦労です。聞き返しても無視されることの多いニューヨークとは違いケアンズの人々は快く私を迎えてくれました。妙なプレッシャーを感じることなく英語が勉強できるという点でケアンズは語学留学にも適しています。
今日は朝から大雨です。バスとタクシーを乗り継ぎながらの買出しはたいへんですがこれも貴重な体験です。さて、今日は何を食べようかな。鳥の声を聞きながらクッキングの開始です。
地元紙のケアンズ・ポスト紙( The Cairns Post )はタブロイド版の64ページ。目を通すだけで一仕事です。
今日の1面トップは“ He was dragged to the ground by three dogs and feared for his life ” . 野犬に噛まれて重症を負った通行人の話です。
“ Shark shield may not have saved divers. ” サメ被害に関する報道はいかにもオーストラリアらしく感じます。サメから身を守る潜水服の安全性を論じている記事 (article) です。
この他、 “ Golf ball snake goes home ” . など動物に関する記事が目に付きました。ゴルフボールを4つ飲み込んだマヌケなヘビのレントゲン写真には笑えます。雨季とはいえ記録的な大雨が降り続いているケアンズです。住宅被害に関する記事も大きく扱われています。 ” Floods trap residents again. ”
新聞を読んだりニュースを見たりすることへの貪欲さ。こんな気持が失われているような気がします。私自身の話です。これは明らかな堕落です。分かっているからこそ、ダメな自分を鼓舞するために英語圏に来ているのですが自分の中ではストレスが溜まります。
弁力の概念を世界に発信する、その道具としての英語。この英語を一から叩きなおす必要がありそうです。今日は自分に渇!
ドニー (Sydney) などと比べると比較的物価が安いケアンズですがタバコの価格だけは例外 (exception) です。マルボロ (Marlboro) が10ドル前後、滞在先近くのバーに設置されている自動販売機 (vending machine) ではナント13ドル75セント、プカプカ吸っている人を見かけないのも当然です。
スーパー・マーケットで見かけるバナナの先端部分に赤色のロウが塗られています。房の先に残留農薬が溜まりやすいからです。“この部分は食べるな”の意味でしょうか、日本やアメリカではこのような表示は見たことがありません。
牛乳や卵の価格は日本と比べると高めでしょうか。ブランド毎に詳しいエコ表示が施されています。消費者が納得した商品を予算に応じて選べるようになっているようです。
町中にはたくさんのカフェが立ち並びます。私が大好きなオーストラリアのカフェ・ラテですが、どこも午後5時で営業が終了、5時以降は皆パブに行くのでしょうか。
アルコール類はスーパーマーケットーやコンビニでは入手できません。販売許可を受けたリカーショップでIDを提示の上、購入するシステムのようです。
健康や環境に対する考え方が進んでいる此処オーストラリア。見習うべき点が多々あると思います。
滞在先の The Lakes Cairns は市内から5キロ程離れた住宅街にあります。広大な敷地内には低層のコンドミニアムが立ち並びプールやジム、バーが点在しています。
私が滞在している17号棟はラン・ブータンというバーのすぐ隣です。ここからの微弱な電波を使って無線ランに繋ぎます。 Lanai (ベランダ)にノートを運んで通信を行っています。
戸外で仕事をしていると色々な人から声をかけられます。人種にとらわれることなく気軽に話すことができる、そんな雰囲気が私は大好きです。
日本人留学生の方から食事会に招待していただきました。 Cairns は連日の大雨で 皆ヤルことがないようです。隣の18号棟で昼からのパーティーが始まりました。私は初のパエリアに挑戦、どうにかうまく調理することができました。皆さん喜んでくれたかな? 各種民族が入り混じった歌アリ踊りアリの宴会は大盛り上がり、お酒が苦手な私もイッキ飲みで酔ってしまいます。
アメリカとは違ったノンビリしたコミュニケーションを通じて外出できないストレスを思う存分発散させることができた1日でした。
ケアンズに1週間滞在してずっと雨、自称“晴れオトコ”の私ですが海外滞在でこれほど天候に恵まれなかったこと初めてです。熱帯雨林の雨季は厳しいのです。
グレードバリアリーフは絶好のダイビング・スポットです。多少の悪天候でも船で沖に出てしまう私ですが今回ばかりは断念しました。日本に友好的な国オーストラリアですが日本に関する情報はほとんど入ってきません。唯一、円高ドル安のニュースだけがメデアを賑わせています。それでも対オーストラリアドルのレートにはあまり影響を与えていません。円の価値が高いのではなく単に米ドルが安いだけなのです。
最後の晩餐は“バラクーダ (barracuda) のカレー風天ぷら揚げ”。初めて調理してみましたが味は上々です。バラクーダは『ドラゴンクエストⅣ』に登場する殺人魚モンスターですが白身魚として東南アジア等でも食されている魚です。味はかなりサッパリしています。脂身は少ないですがクセのない味は日本人にも好まれると思います。 深夜12時、雨のケアンズを後にグアムに向います。
“深夜12時10分、コンチネンタル903便でグアムに向います。最大の敵は機内食です。食べたら最後、これまでのダイエットの努力が水の泡になってしまいます。食べないゾ、と決断します。それでもアテンダントのお姉さんの笑顔に屈してしまうダメな私です。“よーし・食べても眠らなければ大丈夫”と自分に言い聞かせます。でも食べたら速攻で眠ってしまいました。
早朝4時30分、グアムに到着、何度か宿泊したことのある PIC グアムに向います。チェックインには早すぎる時間ですが宿泊料金の3分の1を支払うことで交渉成立、速攻で部屋に向います。時間は朝6時。朝食が始まる時間です。日頃は朝食などには無頓着なのに旅館やホテルに宿泊するとなぜか食欲旺盛になってしまう私です。しかも PIC の朝食は無料で食べ放題。“よーし・食べても眠らなければ大丈夫”と自分に言い聞かせ、皿を平らげてしまいます。
さあ、睡魔に襲われる前に海へ直行だ~と思っている間もなく、グーグー熟睡してしまいました。目が醒めたのが午後2時、“海で泳ぐから大丈夫”、と自分に言い聞かせ PIC の向いにあるトニー・ロマーズに直行します。アメリカンスタイルのショート・リブ・ステーキで有名なチェーンです。食べては寝るのくり返しで3キロくらい太っちゃったかな、午後3時半にウォーター・パークで体を動かします。アレっ! 海水パンツが入らない?
日本で200万部、全世界で600万部、42カ国で大ベストセラーになった ” Why men don ' t listen and woman can ' t read maps ” 『話を聞かない男、地図が読めない女』。ケアンズの空港でその英語版を購入しました。“男と女はなぜ理解し合えないのか”という謎にメスを入れた痛快な1冊です。
“男性は女性から問題を聞いたとき解決策を提示しなければならないと思う。だから女性の話を最後まで聞かない。でも女性は解決策よりも話を最後まで聞いてもらうことを望んでいる”は本書を有名にした一節です。私自身、女性に解決策を論じるのが“得意”なタイプで、この一節に妙に感動してしまった記憶があります。
“セックスで男性が女性を満足させるには身体に触れ、賛美し、甘やかし、良いところを思いっきり褒める。肩を揉み、共感し、セレナーデを奏でお世辞を言う。からかい、喜ばせ、強く抱きしめて、気ままを許し、偶像視して信仰する”。
“セックスで女性が男性を満足させるには裸で目の前に立つ”。こんな記述がプレーン (plain) な英語で分かりやすく記述されています。
英検2級レベルで楽々読める数少ない英語の原書としてお勧めの1冊です。
”パパがいると家が明るくなるね“。息子の第一声です。平凡ではありますがこの言葉は私の心を癒してくれました。おもいっきり抱きしめると”痛いよ“とはねのけられてしまいます。恥じらいの感情も芽生えてきたのかな。
私が家を空けるときは息子に課題を与えます。今回の課題は“ひとりで髪の毛を洗う”こと。小学4年生で髪の毛が洗えない? かなり甘えん坊ですね。お風呂に入れて“さあ、自分で洗ってみろ!”と私が言うと、“今日くらいは洗ってよ”と懇願されてしまいます。まっ、いいか。いずれ体に触れることすら、させてくれなくなるのでしょう。
息子が私のスーツケースを開けて何やら調べています。私の海水パンツが濡れていないかどうか、確認しているのです。ケアンズやグアムに行って泳がない人はいません。私だけ南国の海で遊ぶことには抵抗があるようです。“ずっと雨だったよ”と私が言うと”天罰だ~“とご満悦の息子でした。
ケアンズのお土産はオーストラリアの地図。地理が大好きな息子は大喜びです。ケアンズ、シドニー、アデレード、パース等々、私が訪れたことのある都市を調べていました。
さてさて、ゆっくりしているヒマはありません。息子は四谷大塚に、私は箱根に向います。
スピーチを成功させるための第一関門がイントロ (introduction) です。ここで失敗している人が実に多い。
日本語では“導入”と言いますがこの定義が実に曖昧です。イントロの役割はズバリ2つ。1つ目がテーマを提示すること、2つ目が注意を引く工夫 (getting attention) です。
テーマを切り出すことに躊躇してはダメ、聞き手とは飽きっぽいものなです。サッサとテーマを提示して本題に入る。これが王道です。
注意を引く工夫、これはもっと・もっと大切です。胸ポケットからハトを出すのは無理だとしても、これくらいのインパクトが必要です。具体的には .
① 聞き手に質問する:スピーチのほとんどは肯定文です。これが聞き手の睡魔を誘います。そこで、イントロで聞き手に質問を投げかけてみるのです。簡単にできる方法ですね。
② モノを見せる:何事も実物がベスト。テーマに関係のあるモノを聞き手に見せてしまうのです。視覚に訴えることで聞き手の注意を引く方法です。
③ 秘密を告白する:聞き手は告白に弱いのです。テーマに関する話し手の秘密を告白することで聞き手を釘付けにすることができます。
④ 笑い話:イントロに限らず笑いはスピーチの潤滑油。テーマに関する笑い話や失敗談を語ることで聴衆を引き付ける方法です。
⑤ 数字を示す:具体的な数字を示すことで聞き手に注目してもらう方法です。その数字が意外であればあるほど効き目がある方法です。
痴漢をでっち上げた大学生が逮捕されました。被害者役を演じた交際相手の女性によれば“たまたま隣にいた人を狙った”。示談金目当ての計画的な犯罪です。男性は男性専用車両、女性は女性専用車両に乗らなければならない時代が来るのでしょうか。
なぜ日本には痴漢が多いのか、これがそもそも疑問です。最近では“痴漢行為で逮捕”のニュースに驚かなくなってしまいました。 満員だから痴漢が多い? であればニューヨークの地下鉄は? ニューヨークでも朝晩の通勤時には満員になります。でも痴漢で逮捕されたという話は聞いたことがありません。 TJ にメールで聞いてみました。答えは“ No ” . ニューヨークに痴漢はいないと一蹴されてしまいました。なぜ日本だけ? 日本だけが異常なの? 日本男児の一人として真剣に悩んでしまいます。
もし私が痴漢にでっち上げられたらどうしましょう? ヤッテないことの証明は難しい。どんな弁力を駆使しても論破は不能? 朝から晩まで尋問されたら、“はいヤリました”なんて白状ちちゃうかも知れません。
今回の事件で”犯人“に仕立て上げられたのは大阪の会社員、男手一つで育てた結婚前の娘さんがいます。彼女の”信じてるから“の言葉が支えになったそうです。
痴漢という言葉が”chikan“という英語にならないことを祈ります。
レストランで“美味しくない”料理が出され場合どう表現したらいいでしょうか。仲の良い間柄なら“これ、マズイね”もOKでかも知れません。仕事が絡んだ食事会などではそうはいきません。だからといって黙るわけにもいきませんね。
先日、仕事仲間と会食をしたときのこと。処は麹町の四川料理店。小皿の中に盛られていた謎の食材は“腐乳”。聞けば豆腐を塩漬けにして発酵させたものらしくチーズに醤油をかけたような味でしょうか、私にはそう感じられました。私が思わず吐いた言葉、それは“臭っ”。チーズさえ苦手な私です。それに醤油とのドッキングではもう拷問です。
すると、1人の女性がニッコリと言い放ったのです “好きな人にはたまらないかも”。この言葉には感心しました。品のある大人が使う言葉です。汚い言葉を吐いた自分が恥ずかしい。
誰もが”マズイ“と思っていたに違いありません。そんな中、彼女の一言が重苦しい雰囲気を一変させたのです。“そうそう、慣れれば結構イケルかも”、“中華は奥が深いね”等など。“福澤先生をイジメルには腐乳だね”などと会食は大盛り上がりでした。
実はこの会食、金銭が絡んだチョッピリ厄介な集まりでした。食事をしながら会議をするのが私の流儀、だから皆渋々集まったノリに欠ける食事会だったのです。
“好きな人にはたまらないかも”。指導する立場の人間としてたいへん勉強になった食事会でした。
岡島がリリーフすれば巨人が負ける。10年前の東京ドームでの光景です。ノーアウト満塁から押し出しで2点献上、そしてお決まりの満塁ホームラン。肩を落として引き上げる岡島の後姿を何度目撃したことでしょう。岡島が出てくるとテレビを消した巨人ファンもいたはずです。私のそのひとりでした。
当時の岡島はとにかくコントロールが悪かった。フォアボールでランナーをためてガツンとやられるのくり返し。懲りずに岡島を使い続けた当時の長島監督までもが変人扱いされたのです。
“アッチ向いてホイ投法”とまで言われた岡島の変則スタイルは本場アメリカで開花します。“松坂の話し相手”くらいにしか認識されていなかったオトコが世界一に大きく貢献、メジャー最高の中継ぎ投手として評価されるまでに成長したのです。
今から思えば長島監督は正しかった? 打たれても、打たれても岡島を使い続けた長島監督の意図が今なら分かる? 遅っ!
岡島の巨人在籍は12年、この下積み期間があったからこそ今の岡島があるのだと思います。“昨日がダメでも、今日がダメでも、明日に光を見出す”。一見、陳腐な人生訓ではありますが今の私にはズッシリ重く響く言葉です。
甘納豆が大好き。お赤飯も大好き。でも、甘納豆入りのお赤飯は見たことも食べたこともありません。
木製の木箱を開けるとピンク色のご飯の上に甘納豆を発見。思わず“やった~”と叫んでしまいました。この世に生まれて17155日目、甘納豆入りのお赤飯と初の対面です。
とにかく美味しい。ホッペが落ちそうです! ご飯の上にロウソクが5本。これも気に入りましたね。仏壇に供えるご飯とは違いますよ。今日は私の誕生日です。誰がつくったかって? そんなヤボなことを聞いてはいけません。それは秘密なのです。
材料は、
もち米:カップ2杯
普通米:カップ2杯
塩:小さじ1杯
甘納豆:適宜
水:カップ3杯
酒:50cc。
もち米は普通米より30分くらい前に水に浸します。お米は一緒にといで塩、酒、水を入れ30分放置。普通よりも水加減を少なくして炊くことがポイントです。炊き上がったら甘納豆を置き、蒸らします。出来上がったら甘納豆が綺麗に見えるように盛り付けます。
皆さんもぜひトライしてみてください。
甘納豆が大好き。お赤飯も大好き。でも、甘納豆入りのお赤飯は見たことも食べたこともありません。
木製の木箱を開けるとピンク色のご飯の上に甘納豆を発見。思わず“やった~”と叫んでしまいました。この世に生まれて17155日目、甘納豆入りのお赤飯と初の対面です。
とにかく美味しい。ホッペが落ちそうです! ご飯の上にロウソクが5本。これも気に入りましたね。仏壇に供えるご飯とは違いますよ。今日は私の誕生日です。誰がつくったかって? そんなヤボなことを聞いてはいけません。それは秘密なのです。
材料は、
もち米:カップ2杯
普通米:カップ2杯
塩:小さじ1杯
甘納豆:適宜
水:カップ3杯
酒:50cc。
もち米は普通米より30分くらい前に水に浸します。お米は一緒にといで塩、酒、水を入れ30分放置。普通よりも水加減を少なくして炊くことがポイントです。炊き上がったら甘納豆を置き、蒸らします。出来上がったら甘納豆が綺麗に見えるように盛り付けます。
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