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黒川記章という男にチョッピリ注目しています。矯正でもなければ強制でもなく、また共成でもない“共生新党”。
共に生きること。一見単純ですが今の時代、これほど大切なことはありません。黒川氏が提唱する「本質的な矛盾や対立があってもお互いを必要とする関係を大切にする社会」であれば人と人の関係はもっと健全になるはずです。いじめや親殺しが当たり前になってしまった背景には“共生の欠如があると私も思います。
「9.11のニューヨーク世界貿易センターへのテロ攻撃以後、共生の思想、つまり異質な宗教(文化)の共生こそがこれからの世界の新しい秩序だと考える人々が増えています」。
経済の発達や物の豊富さだけでは人は幸せになれないことに我々は今こそ認識すべきでしょう。
肯定側と否定側がお互いの主張を交え弁力で戦う。これがディベートです。
美しいディベートは議論が進行するにつれて論点(focus)が1点に絞られ、そして鮮明な知的論争が繰り広げられるパターンです。これが理想的なディベートです。
一方、ダメなディベート。これは肯定側と否定側の議論が最後までかみ合わず、論点が定まらないまま終了するパターンです。
参議院選の争点になるであろう“年金問題”。与党と野党のディベートは後者のパターンです。
自民党の問題点はこの問題を先延ばしにしたこと。民主党の弱点は明確な対案が提示できないということです。
レベルの低いディベートを強制的に“観戦”しなければならない日本国民。聴衆にとってこれほどストレスのたまることはありません。
誰もが疑うこと、それは私がお酒を飲まないことです。100キロ超のこの体を見ると誰でも私が大酒飲みに見えるようです。
欧米人と食事をするときに困ることがあります。ワインの話題です。食事のテーブルでワインの銘柄について話題になる、こんな場面に何度苦慮したことでしょう。会話のネタに困ることはなくなりましたがワインに関してはただただ沈黙するだけです。勉強しようにも自分が飲まないのですから知識が増えるはずもありません。
こんな親に育てられた子どもは不幸です。「いいか、息子よ。ワインは会話の潤滑油だぞ。今からワインを飲んで親しんでおけよ」。私が9歳の息子に言い聞かせていることです。
弁塾の目黒ラウンジにはたくさんの高級酒が並んでいます。生徒さんを含めいろいろな方からいただいたものです。あと10年もすれば“鍛えられた“我が子が飲み干してしまうのでしょうか。
日本全国至る所で見かける抗菌グッズ。清潔志向や安全志向の高まりとともに抗菌加工製品市場が拡大しています。
そもそも人間の皮膚には無数の常在菌がいます。人間の体はもともと菌で覆われているのです。もちろんお口の中も菌でいっぱいです。腸の中には100種類以上の細菌が住んでいます。腸内細菌は人と共生関係にあります。全ての菌が敵だというわけではないのです。
抗菌剤が原因で本来のバランスを崩す、これでは本末転倒ですね。それでも抗菌加工を施した商品が売れるから不思議です。
抗菌デスクマットを使用した人がアレルギー性皮膚炎を発症する事例が厚生労働省から発表されました。机上に敷く透明マットに抗菌剤が使用されていました。
我が家で新調したリビングのソファ。抗菌仕様だとか。買ったのは私です。こりゃダメだ。
外国人が日本に来て不思議(curious)に思うことが2つあるそうです。1つはパチンコ屋の多さ、2つ目が立ち食いソバ屋の存在です。「なぜ日本人は立ったまま食事をするのか?」と聞かれ返答に困った経験があります。
私は富士そばの大ファンです。混雑していれば立ったまま食べることにあまり抵抗はありません。でも、考えてみれば行儀が悪いですね。食事くらいゆっくり取りたいものです。どんな人気ラーメン店でも行列に並ぶことはしません。流行らない近くのお店に入って後悔することは日常茶飯事。レストランで注文した料理がなかなか来ないと気になってしまいます。だから、馴染みのお店では超スピードで料理が運ばれてきます。
「東京人と大阪人の時間感覚」の比較調査(セイコー調べ)で レストランで料理が出てくるまで待てる時間」を尋ねたところ、東京、大阪いずれも15分以内が約4割と最も多かったが、30分以内と答えた人が東京では12.1%(大阪2.8%)もいたそうです。
晩年の父は寝たきり状態でした。昼間は私の母、夜間は父の会社の社員が泊り込みで看病を行っていました。肺気腫を患っていたため大好きなタバコは禁止、それでも指でタバコをくわえる仕草をする父にそっと一本吸わせてあげたこともあります。
定期的に訪問してくれたのがコムスンでした。食事の世話から下の世話、そして入浴等々、短時間に手際よく“仕事”をこなしてくれました。コムスンのスタッフの笑顔、優しさは今でも忘れることはありません。
介護とビジネスは水と油だ、という批判がありますがこれは間違いです。介護にはお金がかかるのです。家族だけで父の介護を続けていたら私の母は死んでいたでしょう。介護は命がけなのです。
折口会長が介護をビジネスと割り切った発想には私自身、期待を寄せていました。それだけに今回の不正請求事件はショックです。
グッド・ウィル・グループの社訓の一つ、「正しくないことはするな、常に正しいほうを選べ」がむなしく響きます。
モンゴル帝国の遊牧民タルタル人は馬肉を食用として利用していました。乗用の馬は硬いため細かく切った肉を袋につめ潰してから食べていたそうです。ヨーロッパ料理のタルタルステーキやハンバーグはこのタルタル人たちの馬肉料理が元になっているという説があります。韓国料理のユッケもタルタルが元になっているとか。不思議な感じがしますね。
さて、バーガーキングが日本に再登場、明日新宿に1号店が開店します。私もアメリカではマックよりもキング派です。
価格よりも美味しさが求められる今の時代、鉄板ではなく直火焼きで勝負するバーガーキングのこれからが楽しみです。
「初対面の人ともうまくコミュニケーションできるか、疲れたときでも積極的でいられるか」。ミス・ユニバースの審査基準のひとつです。
ミス・ユニバースはトランプ財団とNBCテレビが共同出資するミス・ユニバース機構が主催する世界で最も権威(prestigious)のある大会です。容姿の面ばかりが強調されがちな“ミスコン”ですが世界大会のファイナリストたち皆美女ばかり、表面的な美しさに加え内面の美しさ、自己表現力が試されます。
審査会は1日だけですが各国の代表は1カ月前に開催国に入り様々なイベントに参加します。普段の生活態度や人との接し方が観察され審査に大きく影響するといいます。全世界の女性が手本とすべき人としてグランプリに輝いた森理世さん。世界一の美女に選ばれるには弁力が必要不可欠な要素なのです。
塾長日記はその時々の事件や社会現象に対する私の素直な気持ちを書き記しているものです。日記を通じてこれまで様々な方からメールやお電話をいただきました。日記はあくまで私見ですのでときには“暴言”ではないかという指摘をいただくこともあります。何より嬉しいのは毎日数百名の方々からアクセスをいただいているということです。ほんとうに有難うございます。
私が注目したのは「動画」を配信してもらいたいというリクエストの多さです。たしかに「文字」よりも映像のほうが分かりやすいですね。話し方やコミュニケーションに特化した動画が配信できないか現在スタッフと検討をすすめています。
3分程度の動画でも録画には時間がかかります。webページにアップすることなどコンピュータ音痴の私には気の遠くなる作業です。それでも黙々と頑張ってくれるスタッフに感謝感謝の毎日です。
孔子の中心的思想として知られている「仁」。「仁」とは元々、人と人が親しむことを意味します。孔子が言いたかったこと、それは「仁」、つまり人を愛することを最高の道徳とし、「徳」を以って民を導き、「礼」を以って民を治めることだったはずです。孔子の思想は弁力にも通ずるところがあります。
今の中国に孔子は存在しません。経済の超急成長の背景に潜む度を越した歪(distortion)。想像を絶するほどの衛生管理不備の問題です。「仁」の代わりに「金」を最高の道徳とし、「金」を以って民を導き、「金」を以って民を治める、これが、拝金主義が生み出した今の中国の現状なのでしょうか。レストランで使用される紙ナプキンに大腸菌や結核菌、肝炎ウィルスが含まれていたという報道は誇張ではありません。
中国籍の私の友人はこう述べています。「お金持ちになれば不衛生なレストランになんか行かなくて済むわ。高級レストランやホテルを利用すれば済む問題よ」。
コムスンの折口会長の頭。アインシュタインを連想してしまう私です。お金儲けのことばかり考えていると頭が大きくなるのでしょう。私も頭は大きいほうですが折口氏ほどではありません。まだまだ修行が足りないようです。
メディアはコムスンを徹底的にバッシンしていますが、果たして不正をしているのはコムスンだけなのか、コムスン以外の同業他社に問題はないのかと疑ってみたくもなります。
日本のメディアは一旦バッシングを始めるトドメを刺すまで徹底的にイジメぬきます。折口氏のインチキに弁明の余地はありませんが「チャンスを下さい」とひれ伏す人を背後から打ちのめすやり方は僕は嫌いです。
グループ会社が行っていた“モダン”な決起集会や成績順に社員を座らせることまでをも否定する必要はあるのでしょうか。
私は指輪をしていません。独身だと見られたいわけではなく単に嫌いだからです。時計は好きですが指輪やネックレスを身につける習慣はありません。似合わないという指摘もありますが。
久々に会った友人から磁気ネックレスを勧められました。金持ちになれるという話でしたが、勧めてくれたその友人が貧乏なので買う気になれませんでした。彼は私にお金を借りにきたのです。
「血液ドロドロ商法」という新手の悪質商法が増加しているようです。「70歳代の血液です」などと言われれば誰でも不安になってしまいますね。
血液をサラサラにするには魚や野菜を中心にした食事がいちばんです。弁塾の栄養士宮元さんの説明では魚では本まぐろ、さば、ぶり、いわし、野菜ではほうれん草、ニラ、春菊などが血液をサラサラにしてくれる食べ物だそうです。
弁塾では「塾長スケジュール」をweb上で公開しています。今であれば6月から9月末までの私のスケジュールをご確認いたくことが可能です。予約を入れていただく上で特別な制限も制約もありません。空いていれば予約を入れ、空いていなければキャンセル待ちをしていただくことになっています。中には学費を多く払うのでどうにか予約を入れてほしいという方もいらっしゃいます。もちろんお断りしますがこんな方に限って勉強は一生懸命ではありません。不思議なものです。
お仕事で忙しい生徒さんが多いため1時間前までならばキャンセルをすることも可能です。キャンセルを奨励するわけではありませんが生徒さんのための弁塾です。どんな方にも平等に指導をうける機会が与えられるシステムだと自負しています。
話題のNOVA。定員以上の生徒さんを受け入れるのは教育者がすることではありませんね。
ある意味仕事以上に神経を使う結婚式。毎年6月は結婚式スピーチの質問が増える時期です。壇上で眠ってしまう人、酔っ払って暴言を吐く人、グラスを強く握り締め割った人等、信じられないような珍事が日々起きているようです。
素直に祝福すること。これでいいのです。スピーチ本を読み漁ったり神経をすり減らす必要はありません。素のアナタをそのまま表現し祝福の言葉を述べればそれで十分です。
“Be yourself”。訳しにくい英語ですが「素の自分であれ」という意味です。私のスピーチの師匠ウィルカーソン博士のアドアイスです。20年前の話です。慣れない言葉を使ったり、自分をよく見せようという気持ちがある限り人の心を動かすスピーチはできません。あるがままのアナタを表現すること。少しだけ勇気があれば誰でもできることですよ。
我が家のルール、それはビデオゲーム類を置かないことです。これが唯一のルールでしょうか。そのかわり、パパ同伴でゲームセンターに行って遊ぶことはOKです。“変な”家族なのです。
私は"ファミコン“世代ですが、シミレーションで遊ぶことはそもそも好きではありません。”やっぱり“生(なま)”がベストです。小さな画面でゴルフをするなんて愚の骨頂、打ちっぱなしやゴルフ場でプレイするほうがいいのです。バッティングセンターに行けばホンモノの速球が体験できます。
米医療情報学会がビデオゲーム中毒を精神障害に分類することを提言、ビデオゲームの過度の利用には社会的機能障害・混乱のパターンが見られること、依存症状が未成年(minor)にも起こり得ることが指摘されています。
ゲームセンターへの立ち寄りもほどほどにしようと思います。
梅雨入りしたはずなのに今日は絶好の天気。箱根から見る富士山は最高です。宮城野から小田原まで三往復にはチョッピリ不満でしたがお陰で晴れた6月の箱根を満喫することができました。
日々お世話になっている囲炉裏屋さんが今日はお休み。箱根ビラ管理人の清水さんにバーベキューの買出しをお願いします。塾から直行した息子も参加、大騒ぎのパーティとなりました。
囲炉裏のそばに置いていた茶碗を握った瞬間、アッチッチ。私の左の人差し指が腫れてしまいました。洗面器に氷を入れて運んでくれた息子も今年で10歳、成長したものです。満天の空のもと話しこんでいると東の空が明るくなってきました。流れ星が美しい朝4時13分、囲炉裏の周りで皆、眠り始めています。
米国の国内便でわが子を“放置”した容疑で私が逮捕されそうになったことは以前の日記でも紹介したと思います。乗り換えを急ぎ少しだけ私が先に機外に出たことから生じたトラブルでした。機内で問題を起こしたり暴れたりすればその時点で即逮捕(arrest)、以後の搭乗は制限されてしまいます。
日本でも2004年以来、携帯電話の使用など機内での迷惑行為に罰則を設けた改正航空法が施行されましたが、“お客様第一主義”の国日本です。これまであまり厳しい対応はされなかったようです。
機長命令に従わず携帯電話の電源を切らなかったとして暴力団組員が逮捕されました。公共のマナーが守れる日本であってほしいですね。
1911年、米国ワシントン州のJ.B.ドット夫人が男女同権の立場から牧師協会に嘆願したことが「父の日」の由来だといわれています。
夫人が幼い頃、南北戦争が勃発、父スマートが招集されます。夫人を含む6人の子どもは母親が育てますが父の復員後、母親は過労が元で他界。その後は父スマートが男手ひとつで6人の子どもたちを育てたそうです。
第28代大統領ウィルソン(Wilson)の時代に「父の日」が認知されるようになり、その後米国では1972年に「父の日」が国民の祝日となりました。父の日に贈るバラの花。ドット夫人が父スマートの墓前に白いバラを供えたからとされています。
昨日の父の日、私は息子からガラスのコップをもらいました。箱根ガラスの森で購入したそうです。不思議な形をしたスカイブルーのコップ。大切にしたいと思います。
私の寝相の悪さは天下一品です。パジャマがはだけてしまうのはアタリマエ、いつもお腹を出したまま寝ていたそうです。子どもの頃はジンベイのような寝巻きを着ていました。それでも朝になるとおヘソ丸出しだったとか。今でもこの癖は治っていません。
湿度の高いジメジメした夜は苦手です。6月の今の時期になると冷房がなければ眠れません。冷房が強すぎると今度は寒すぎて目が覚めてしまいます。冷房を消します。そして起床するときにはまたおヘソが丸出しになってしまうのです。
だからよく風邪をひきます。でもすぐ治ります。悪くなる前に薬を飲むからです。風邪を引きそうなタイミングには妙に敏感な私です。風邪薬は生活必需品でいつもカバンの中に忍ばせています。
巨人が両リーグ40勝一番乗りを果たしました。貯金15は第1次原政権で日本一に輝いた02年以来。想定外です。
レッドソックス岡島選手が大活躍、防御率1.01はMLBで2位の好成績です。元々は巨人の選手でした。塁が埋まった場面になるといつも彼が登板、そしていつも打たれていました。当時の巨人ファンは岡島選手が出てくると「あっ!負ける」と心の中で叫び、そして3分後にはタメ息をついたものです。そんな選手が進化をして今やMLBのスター選手になってしまったのです。想定外です。
もっと想定外だったのは桑田選手。だれもがもう限界だと思ったはずです。渡米後の不運な怪我。そしてメジャー昇格。130キロ台のスピードですがコントロールが絶妙です。丁寧に投げればまだまだメジャーで活躍できそうな感じです。
小学3年生だったと思います。近くに住む韓国人の李さん一家に連れて行ってもらった西新宿の十二社(じゅうにそう)温泉。真面目にお手伝いをしたご褒美だったと思います。李おじさんに真っ赤になるまで背中を洗ってもらいました。
当時の日本は銭湯が主流でした。 家にお風呂がないのがアタリマエの時代、温泉に行くのは特別の行事だったのです。 銭湯とは違う黒っぽいお湯に驚き、潜ってみても何も見えなかった、そんな記憶があります。
関東の地底には膨大な量のメタンガスが埋蔵されています。永久凍土はすでに地球温暖化(global warming)の影響でその一部が解け出しメタンガスの放出が始まっているそうです。温室効果に関しメタンガスは二酸化炭素よりも数十倍の悪影響があるというから驚きです。
渋谷シエスパの事故の原因究明が急がれます。
今月26日弁塾ニューヨーク校オープンに向けて着々と準備が整いつつあります。現地スタッフの皆さんはカンペキに仕事をこなしてくれるので助かります。メールという通信ツールがなければこれ程急ピッチに事は進まなかったでしょう。
今月の30日から始まるBenryoku Workshop。これが最初のイベントになります。欧米ではまだ知られていない「弁力」の考え方をアメリカに広める第一歩となります。
現地時間26日から年末までのイベント日程を公開します。弁塾のトップページのメニューから閲覧できるように今、準備を進めているところです。
MTWのT.J.Walker塾長の公開セミナーの日程も同時に発表します。毎回全米から多くの参加者を集めるこのセミナーは日本の皆さんにもお勧めです。生の彼を見れば本物の“話し方”の真髄を肌で感じることができるはずですよ。
銀座の名店『久兵衛』の中トロと回転すしの中トロを目隠して食べてみる。さあ、どちらが高級なトロでしょう。こんなテレビ番組を観て腹をかかえて笑ったことがあります。
味にはうるさいと豪語するベンチャー企業の社長さんが回転すしを“指名”したのです。視覚を奪われると適切な味の判断が鈍る、これは誰にでも当てはまる法則です。
ビーフコロッケと言われればビーフだと誰でも思うはず。食べてみて「アレ、コレってポークが混ざってるんじゃあないの?」などと言える人が何人いるでしょうか。ビーフ100%よりポークや他の肉が混ざっているほうが美味しかったりするから笑えます。
「ミートホープ社」の偽装事件。あまり茶化すと不謹慎と叱られそうですが気づかない消費者にも問題があると私は思います。
松坂牛を使ったコロッケを販売する人気店が吉祥寺にあります。何度か食べてみましたが美味しくありませ~ん。なぜ? でも、いつでも行列ができる“名店”です。お肉屋さんで昔から売っているお肉がチョットしか入っていない“安物”コロッケがいちばん美味しいのです。勝手な意見で失礼しました。
「亭主元気で留守がいい」。こんなキャッチフレーズがCMで流れ始めた頃すでにこの国は壊れていたのかも知れません。
人生で最も重要な単位である“家族”。 世のお父様方は“うっとおしい”、“息苦しい”、“粗大ゴミ”
と疎んじられ、定年まで身を粉にして家庭を“支えて”きた自負は粉々に破壊されてしいます。
女性の気持もわかる気がします。家事には参加せず、いつもゴロゴロしてばかりの夫は“元気”で“留守”がいいのです。
アメリカ人的に言えば「なぜ離婚しないの?Why? 信じられない!」となるのでしょう。
小中学生の子どもを持つ主婦に、平日に家族全員がそろう時間の平均を尋ねた調査(05年)で最も多かったのが「0~2時間台(0を除く)」の44・5%。次に「3~5時間台」の42・8%、「なし」も4・7%あったそうです(国民生活白書)。1985年の調査と比べると家族全員で過ごす時間の減少が顕著です。
成田空港内のNWクラブワールドが新しくなりました。白を基調にした内装は今の流行でしょうか。ネット環境も良好で仕事がはかどります。UAのラウンジのようにマッサージ機はありませんがシャワーが新設されました。
毎度お馴染みの22便でホノルルに向います。隣のゲートに長蛇の列ができています。Guam便の乗客です。一足早い夏休みでしょうか、羨ましい限りです。ホノルル便はガラガラです。
ホノルルでいつもお世話になっている直樹さんが独身生活にピリオド、今日が結婚式です。教会で式を挙げ、それからレセプション、皆でリムジンに乗ってワイキキの町を滑走します。気軽なノリで祝福する雰囲気は最高です。日本の結婚式はやはり“重い”ですよね。国民性の違いでしょう。
若干30歳でワイキキのど真ん中にオフィスを構える直樹さんの今後が楽しみです。
結婚式のレセプションは場所を移動、ダイアモンドヘッド近くの小さな教会で行われました。アメリカ式の“乾杯の契り”って何? なーんだ、要するにイッキ飲みのことね。どの国でも二次会は盛り上がるのです。
ワイン、シャンパンのボトルを次から次へとイッキのみする光景はハワイならでは? それともこの結婚式だけ? 私も“お酒は飲めません”などと言える雰囲気ではありません。ガンガン飲んで教会のエントランスで“噴射”。ああ、神様ごめんなさい。
新郎は既に歩行不能状態。それでも乾杯は続きます。私も仕切りなおし! ゲロゲロ。もう限界です。
顔を真っ赤にしたまま空港へ。泥酔していると搭乗が許可されないこともあります。清ました顔をしてチェックイン成功。 ミネアポリス経由でJFKに向かいます。ゲロゲロ。
先月、異常な高値だったマンハッタンの宿泊料金、高ければニュージャージーへ移動する覚悟でした。どうやらタイムズスクエアー周辺に泊まれそうです。 ヒルトン系列のガーデンインが1泊$199ならOK。インターネット利用も無料です。他のホテルでは1日$15が相場なので助かります。
ニューヨークでは需要と供給(demand and supply)によって宿泊費が乱高下します。景色なしでゴキブリの出没が確定しているような“ホテル”でさえ400ドル以上に高騰することもあれば、シェラトンやウェスティンが200ドル以下で泊まれることもあるのです。すべては時の運?
OCCインターナショナルの小池さんのナビでブロンクス地区をドライブ、地下鉄4号線の執着駅ウドローン墓地までやって来ました。ここに野口英世と妻メリー・ダージスのお墓があります。
『人生の最大の幸福は一家の和楽である。円満なる親子、兄弟、師弟、友人の愛情に生きるより大切なものはない』(野口英世語録より)。
アメリカで今、話題の書”Thin Rich and Happy“。「痩せて優雅に幸せに」などと訳してみました。
著者Wayne.E.Nance氏は「アメリカ人は今、3つの大きな問題を抱えており、問題を解決しようと努力すればするほど蟻地獄に落としこめられている」と説明、自分の人生の失敗と成功を例に迷えるアメリカ人をリードします。
アメリカ人の67%が肥満に苦しみ、85%が借金を抱えたまま定年を迎え、50%が離婚を経験、認識はしていても問題を解決できずにいる点では日本も同様でしょう。
Nance氏は「人はもっと楽に暮らすことのできる能力を持って生まれてくる」と説明、3分さえあれば、本来の姿を取り戻すことができると言い切ります。
「人生にはアレがダメ、これがダメという法則などありません。アナタはアナタのままでいいのです。しかし、劇的に幸せになりたいのなら“今”の生き方をちょっとだけ変える必要があるのです。時間はかかりません。3分あれば十分です」。