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マウイ島からホノルルに移動します。長期滞在ならば週貸しのコンドミニアムでゆっくりしたいところですが今回はすぐに東京に戻るスケジュールです。世界のホテル検索が瞬時にできるエクスぺディア(Expedia)コムにログインしてみます。一流ホテルでも格安で宿泊できることがあるからです。すべては需要と供給(demand and supply)のバランス次第、これがアメリカです。
ワイキキ・マリオットの格安パックを見つけました。連泊すると最終日の宿泊が無料になるキャンペーンです。しかも朝食のビュッフェも無料。逃す手はありません。カードで決済、即、予約完了です。
海がよく見えるコーナーでラックスのお部屋にアップグレードすることができました。しかも無料。言ってみるものですね。空いてさえいれば気軽にリクエストに応えてくれる。これもアメリカの特徴でもあります。
ネット接続がスムーズではないワイキキ・マリオットです。東京とのメール送受信はうまくいくかな。
マリオットの1階にワイキキで唯一の回転すし屋さんがあります。日本のすしがアメリカ人好みに“進化”していく様子が手に取るようにわかります。
海苔が苦手なアメリカ人が考案した“裏巻”。アボガドやカニカマを裏巻にしたカリフォルニア巻は
日本でもお馴染みですね。マグロ、サーモン、ウナギなどを色鮮やかに巻いた巻物も人気です。回転するすし皿にはプラスチックのケースがかぶせられています。スパイシー・ツナ・ロールなどインパクトのある味付けもアメリカ人の好みのようです。
すし文化がアメリカに浸透するのは嬉しいのですが問題点もあります。ブームに乗じて韓国料理店や中華料理店が“すしバー”を併設するケースが増えてきているのです。衛生管理が徹底されない状況でのすし文化の拡大は不安です。
さて、お酒はあまり飲まない私ですがキリンの生をいただきながら15皿完食。体重は大丈夫かな?
性癖を暴露された新人政治家と暴露した元教師。日本でのスキャンダルが太平洋を飛び越えて現地ホノルルにも届いてきました。
私が雑誌記者をしていた時代、編集長によく言われたことがあります。それは“我々は時代をリードするのだ”という言葉です。筆一本で日本を正しい方向に導く。そんな野心と誇りを持って日々仕事をしていた記憶があります。
もし私が文春の編集マンをしていたとしたら、もし私が文春の編集長だったとしたらこのスキャンダルをどう扱っていただろうかと、ふと、考えてしまいました。
実名での告白ですから記事自体には信憑性があります。“ぶって・ぶって”も“かなりのM”という内容もおそらく本当なのでしょう。
週刊誌の売り上げた低迷する時代、今後このような記事がますます増えていくのだろうと思うと虚しくなってしまう福澤です。NW9便で東京に戻ります。
声を使う仕事をしていながら喉が弱い福澤です。
子どもの頃から扁桃腺を腫らしてはよく発熱したものです。“大人になれば小さくなるから”と主治医に言われたものの扁桃腺はドンドン大きくなるばかり。風邪をひく度に“こんなに大きな扁桃腺は見たことがない”と驚かれてばかり。
冬の乾燥した時期に90分の授業を1日7回、しかも6日連続。授業の合間には缶コーヒーに喫煙。こんな生活をしていれば誰でも喉をやられてしまいますね。
31歳の冬。喉中央部からやや横の位置にゴルフボール大の瘤ができました。甲状腺の治療では名な青山の伊藤病院で診察をしたところ良性の腫瘍(tumor)との診断でした。声を使う仕事は禁止、刺激物を食べたりお酒もダメ、タバコは問題外。ヤレヤレ。
患部に注射針を刺して膿をとる体験は2度と御免です。錠剤での治療に切りか腫瘍は小さくなりました。
東国原知事の腫瘍も私と同じようなものなのでしょうか心配です。良性であることをお祈り申し上げます。
いまだくすぶる朝青龍問題。メディアは“品格”という言葉を引き合いに出し横綱を非難(blame)し続けています。そもそも“品格”とは何なのでしょうか。
今や『国家の品格』や『女性の品格』なる書物がベストセラーになる時代です。実は、私たち日本人にも“品格”は難解な日本語なのです。意味が分からないわけではないのですが、ハッキリとした定義(definition)はできない独特の言葉です。外国人にはもっと分かり難いはずです。
“品格”が何たるかが明確にされないまま、朝青龍だけに“品格”を押し付ける。そんな風に見えてきます。もしかして、これってイジメ?
“相撲はスポーツではない”という理屈も難解です。自衛隊は軍隊じゃあない、というのと同じくらい不可思議な理屈ではないでしょか。
相撲の国際化も日本の国際化もまだまだ途上なのです。
父の前だけではよい子を演じる。子どもの頃の私の日課です。今は亡き父ですが“威厳”(diginity)に満ち溢れた父の姿は忘れることはできません。
悪さをすると父は私を和室に呼びきまって私を正座させました。手には日本刀を持ち、無言でその刀を磨く姿に圧倒された私は即座に詫び、2度とその悪さを繰り返さないことを誓います。日本刀が似合う父でした。
言葉をほとんど発することなく私を説得(persuade)してしまう。これぞ究極の弁力です。“威厳”が人を動かすのです。
さて、乗客マナーが悪い男子高校生を平手打ちした警官が障害容疑で逮捕(arrest)された事件。巡査長の行動を支持す反応が寄せられているそうです。
警官に“威厳”がなくなってしまった今の時代、平手打ちでもしない限りマナーの悪かった少年を動かすことはできなかったのかも知れません。“威厳”のある大人がどんどん少なくなってきました。
速度の遅い台風9号。明日は小学校が休講になることを予想してか、息子も私と一緒に夜更かしをしています。勉強をしているふりをしてネット・ゲームで遊んでいるようです。黙認してあげましょう。
朝6時、雨はまだ降っていますが台風は関東をぬけました。小学校からの連絡はなく、どうやら通常授業のようです。
駅まではかなり歩くので雨の日は息子と一緒に家を出ます。多摩川を越えれば小学校はすぐそこ。今日は学校までおくることにしますが土手(bank)付近の道路が大渋滞(jam)。なぜ? いつもならスルスル通り抜けて学校までは10分程度で着く距離なのですが、今日に限って車が前に進みません。
救急車(ambulance)や消防車がサイレンを鳴らしながら通り過ぎ、空にはヘリコプターが飛んでいます。どうやら中州に取り残された人たちを救出しているようです。
カーナビに映る報道番組に興奮しながら見入る息子。学校は遅刻してしまいましたがこれもひとつのの課外授業かな?
ペット服の偽ブランド品販売業者が御用、シャネルに酷似した"商品“が月に30枚ほど売れていたようです。
我が家では以前ヨークシャ・テリアを飼っていました。名前はペペ。男の子です。18年もの長生きは珍しいのではないでしょうか。散歩な大好きなペペ君のために靴を買ってあげたことがありますが“本人”には歩きづらかったよう。冬場には手編みのセーターを着せてあげました。
18年も生きていると人間の言葉もかなり理解するようになります。「出前でも取ろうか?」と言えばペペ君は「ピザがイイにゃん」とか「今日はカツ丼がイイにゃあ」とか返事をしてくれます。飼い主にしか理解できない?
箱根ビラのバンビちゃんにもそろそろセーターを編んであげようかな。彼女はエジプトの高貴な生まれなのでシャネルのホンモノがお似合い?
帰国後も“スイカダイエット”は順調、アメリカでの生活でやや体重が増えましたが100キロ以内を維持(maintain)しています。①夕食はスイカのみ②間食はしない③コーヒーはブラック④就寝前のワーキング。この4つの実践するだけでミルミル体重が減っていきます。
HPでは背が高く見えないらしいのですが私の身長は185センチ。学生時代の90キロ程度にまで減量すればモテモテかな、などと勝手に思っているアホ(stupid)な福澤です。
朝と昼はしっかり食べますがあくまで和食が中心です。体格から洋食が好みのように思われますが、我が家は皆日本食が大好き。朝は納豆、魚、野菜がズラッと並びます。
栄養士だったお婆ちゃんを信用し過ぎたのがいけなかった。「男はちゃんと食べなきゃ。細いより太目のほうが男は魅力的」などという言葉にごまかされ続けてこの体になってしまったのです。
間もなく動画日記の配信が始まります。スッキリした顔で皆様の前に登場しようと思います。
スピーチを構成する上で最も大切なこと、それは焦点を1つに絞ることです。これをフォーカシング(focusing)と呼びます。
イイタイコト、伝えたいコトを1文で表現できるかどうかが上手なスピーチと下手なスピーチの分かれ目になります。
安倍首相の所信表明演説。フォーカシングができていません。参院選で負けたこと、様々な不祥事も背景にあったのだと思いますがポイントの数が多すぎイイタイコトの全体像がぼやけてしまいました。
500年後の日本の将来のことなど全く眼中にない、ケツの穴が小さい役人。そんな愚か者が書いた所信表明の原稿でしょう。批判されないよう批判されないようあらゆる項目を並べ立てただけのスピーチです。
弁力教育の重要性を再認識させられた”演説”でした。
駅前の東急ストアーで買い物をしていると息子が小さな箱を握りしめています。「パパ、買ってよ」と、か細い声でおねだりです。
昨晩から風邪気味の息子、病気のときは何でも買ってあげるというのが我が家の流儀です。彼が握りしめていたのはナント、“松茸”でした。カナダ産の松茸、値段は1,500円。まあ、いいか。病人の特典です。
さて、炊飯器が主流の時代、我が家ではいまだに釜でご飯を炊いています。生前の父はお米にウルサイ人で、上手く炊けないと“炊きなおし”を命ずることさえありました。
さあ、今晩の当番は私です。鶏肉のダシを使った秘伝の料理法で松茸ご飯を炊き始めます。松茸の香りが家中に立ち込めます。
でも、私はダイエット中。お仏壇に供えるようなミニ茶碗でいただきました。
「おかわり~!」
皆、私を無視しています。
人にはそれぞれの“美学”というものがあります。私には人から頼まれたことは断らないという美学があります。どんな人であろうとも私を訪ね、頭を下げる人を大切にします。そのかわり、去る人を追うことはしません。これが私の“美学”です。
“美学”に理屈はありません。“美学”とはその人の流儀ですから他人がとやかく言う筋のことではないのです。
安倍首相は辞任会見で健康問題には触れませんでした。“健康問題に逃げ込むことはいやだ”、これが安倍氏の美学”なのです。
所信表明をしてすぐ辞任するのは無責任だという批判があります。私もそう思います。しかし、安倍氏を政治家として選んだのも、総理として選んだも我々国民なのです。
安倍氏は総理を辞めても政治家を辞めるわけではありません。今後の活躍を大いに期待しようではありませんか。
外国人観光客が日本で購入するものといえば、以前は時計、カメラ、家電が主流でした。最近では包丁を買い求める欧米人が増えているそうです。
欧米ではフード・プロセッサーや使いやすい料理ハサミを使う人が多い中、日本の“板さん”の包丁さばきは芸術的に映るのでしょう。英語名を漢字表記にして包丁に掘り込んでもらう人もいるそうです。“Tom”なら“富夢”?
成田のヒルトンホテルを利用するたびに思うこと、それは欧米からアジアにやってきた観光客が成田に1泊するだけで日本を素通りし中国や韓国、タイに“逃げて”しまうことです。日本にカジノがないことも大きな理由だそうです。
ミッドタウンにできたリッツ・カールトンのラウンジは大混雑ですが、お部屋はガラガラのようです。包丁でもプレゼントすれば宿泊客は増えるのでは?
1349年京都建仁寺の住職が中国の元から伝えた饅頭(まんじゅう)。中国では野菜や肉をつめた饅頭(まんじゅう)が人気の点心ですが当時の日本の僧侶は肉食を嫌うため味噌・しょうゆ・砂糖を使った饅頭が考案されたといわれています。これが和菓子の原型です。
江戸時代になると将軍や大名が饅頭を好んで食し、日本各地で自慢の名物饅頭が生まれていきました。落語の「東海道中膝栗毛」などでも饅頭が登場し庶民の文化として饅頭がますます身近なものになってきたのです・
さて、ガッツポーズの安倍首相の似顔絵でお馴染みのカステラ饅頭“晋ちゃん応援菓”。これまでに1万6000箱が売れたそうです。本人が辞任はしても饅頭だけは今でも売れ続けているとか。日本は饅頭大国なのです。
1618年江戸幕府は箱根湯本から元箱根に至る山道を整備し街道を作りました。この区間を含む旧小田原宿から旧三島宿の間は“箱根の八里越え”と呼ばれ東海道の中でも難所中の難所と言われていました。江戸の時代と変わらない石畳と壮大な杉並木の中を歩けば当時の賑わいが蘇ってきそうです。見晴らし茶屋を越えた先にある猿滑坂(さるすべりさか)は有名です。紅葉のシーズンにはお奨めのハイキングコースですよ。
さて、週末3連休のため今日はビラが満室、東急ハーベストクラブに宿泊することにします。天然の温泉や露天風呂、サウナ、屋内プールも併設されています。弁塾の生徒さんは無料でご利用いただけます。
ダイエット生活は続行中ですが“囲炉裏屋”さんでチョッピリ豪華な夕食をいただきました。明日は“8里超え”が待っている?
雨季が終わり乾季に変わるミクロネシアの島々。これからの季節はスキューバ・ダイビングに絶好の季節です。グアムやサイパンなら気軽にお魚たちと戯れることができます。パラオに足を伸ばせばそこはもう水族館の世界、日程が許せばヤップ島などのミクロネシアの島々も魅力的です。
魚たちは珊瑚や岩場の陰に住処を求めます。沈没船などの周辺も絶好のダイビング・スポットです。
PADIの上級ライセンスを持っている私ですが初めて訪れる海を“探検”する際には現地のガイド同伴で潜ります。絶好のスポットまで案内することが現地ガイドの仕事であり、彼らはそれが唯一の収入源なのです。
ミクロネシアのトラック環礁で日本兵の遺骨が見せ物にされているそうです。欧米のダイバーを遺骨が眠っているスポットまで案内し高額のチップを得る。戦没者の尊厳を踏みにじるこのような行為は許されるべきではありません。
厚生労働省は海に眠る遺骨収集に関して既に終結を宣言しています。
“寄らば大樹の陰”。英語にも同じような諺(proverb)があります。”Better be the tail of lions than the head of foxes”(キツネの頭になるよりライオンの尻尾になれ)。我々はしょせん人の子です。弱い小集団の長でいるよりも安定した大集団の一員でいるほうが幸せなのかも知れません。福田氏を支持する議員が大勢なのも当然です。総裁選に出馬する若手の議員がいないのは残念ですね。
さて、私は「大樹に寄る」ことよりも自分が「大樹になる」ことのほうに興味があります。大樹の陰でコソコソ動き回るのは好きではありません。
“An obedient wife commands her husband”.(従順な妻が夫を動かす)。妻は夫に従い夫に支配されているように見えますが、「夫に従うことによって実は逆に夫を支配していることもあるという」意味でしょうか。
私のプライベートをズバリ言い当てた諺?
自分では説明したつもりでも繰り返し同じ質問をされることがあります。誰でも経験があると思います。話し手としてはストレスがたまりますが、ここは我慢が大切です。
繰り返し聞いてくるのですから、聞き手は話し手に対し感心を抱いているわけです。この“好意”を踏みにじってはいけません。「自分の説明の仕方が悪かった」、「印象に残る話し方ができなかった」と少しばかり反省をしつつ、異なる表現を選ぶ。そして新たな気持で説明をする。これが話し手のあるべき姿です。
丁寧であればあるほど相手の印象を悪くする日本語。それは“先ほども申し上げた通り」云々でしょう。これが最悪です。相手を非難しているように響くことさえあります。
この日本語を使う頻度が最も多い政治家、それは民主党小沢代表です。自分に自信がある人であれば“先ほども申し上げた通り”とは言わないものなのです。
自分の上司や先輩に故意に同じ質問をしてみると面白いかも知れません。“小沢節”で返ってきたら黄色信号ですよ。
1601年、本格的に金鉱脈の採掘(mine)が始まった佐渡金山。その時代の通貨である小判の多くは佐渡の金から鋳造されていました。金を精錬する最終過程で比重の軽い砂と金を分ける“ネコ流し”という作業があります。労働者が金を盗まないように監視していた人が年配の女性だったこと、そのことから“ネコババ”という言葉が生まれたという説があります。労働者が金を盗むことは容易ではなかったはず。“ネコババ”様様の時代です。
今の社会保険庁にも現代版“ネコババ”はいたはずです。凄いのは役人と“ネコババ”がグルになって国民が汗して採掘した金を盗んでしまったことです。
さて、コンビニのコンセントに無断で携帯電話をつなぎ、電気代を“ネコババ”した中学生らが書類送検されました。被害額はナント1円。
1円を“ネコババ”した若者を書類送検する前に年金を“ネコババ”した悪徳公務員を糾弾するほうが先決だと思うのは私だけでしょうか。“ネコババ大国日本”はどこまでも歪んでいます。
“Ask not what your country can do for you-ask what you can do for your country”「母国が何をしてくれるかではなく、あなた方が母国のために何を行うことができるのかを問うてほしい」。
ケネディー大統領就任演説のクライマックス部分です。
私がこの演説と出会ったのが17歳の夏、意味も分からぬまま最後まで暗記しました。松本享英語専門学校で勉強していた頃の話です。
政治家は“改革”という言葉を使いますが日本を“変える”のは政治家ではなく我々国民です。1人ひとりの努力、気持、夢が日本の将来を変えるのです。私も含めこのことを忘れてしまっている人が多い気がします。
外国特派員協会での会見で福田康夫氏が“自立”と“共生”という言葉を使いました。これからの日本を担う主役は我々国民なのだということを再認識した次第です。
新箱根弁塾館が着工しました。急ピッチで作業は進みプレオープンは12月25日のクリスマス、正式なオープニングは来年1月上旬に決定しました。
2年越しで進めていた“ログハウス計画”が頓挫したのが昨年の12月、一旦は諦めかけた計画も新たな施工メーカーとの提携で実現可能となりました。
テーマはズバリ“居心地のよい空間”です。皆さんに気持ちよく勉強していただくために必要な要素はすべて盛り込んだつもりです。ベッドルームは母屋からは独立して設計、プライバシーの面にもじゅうぶん配慮したつもりです。温泉も楽しむことのできるバスルームは寝室内に設置しています。ペニンシュラやリッツ・カールトンのスイートルームにも負けないバスルームだと自負しています。
土地購入から建築一式、すべてを私的財産を使って計画した新弁塾館。ホームページ内でも新弁塾館の様子をどんどん公開していく予定です。ご期待ください。
“You cannot eat your cake and have it.“ 目の前のケーキを食べてしまったら、それを取っておくことはできない、つまり「同時に2つのことはできない」いう意味です。
ここ数年、アメリカと連絡を取る生活が続いています。夜の指導が終わるのが午後10時前後、その頃はちょうどNYが朝を迎える時間帯です。電話やメールでのやり取りを行っています。睡眠時間には無頓着な私ですが24時間、気が休まらない生活が続いていることだけは確かです。
しかし、フル稼働の生活を選択している張本人はこの私です。他人から無理やり課せられたわけではありません。
今の私に必要なのはリーダーとしての責任とバランス感覚だと思います。アレもコレもしたい気持を押さえ、優先順位の整理をする必要がありそうです。
“You cannot eat your cake and have it.“ 今の私にはズッシリ重い言葉です。
早朝4時。自宅の居間で米粒ほどの小さな活字と格闘。数字も隈なくチェックします。何やってるのかって? どのお馬さんが1番になるのかを当てるんです。2番も。ついでに3番も当てる。順番が変わっちゃダメ。外れれば小遣い(allowance)は紙切れ。当たれば財布はパンパンに。さあ、どうする。こんな拷問に自ら志願しちゃう僕ってアホですね。
お馬の神様は時に微笑んでくれるから不思議です。神戸で行われたお馬の競走に僅かばかりの小遣い銭を投入。当たっちゃいましたよ、ほんとうに。移動中の車の中で“来た~”って叫んでしまいましたね。3連単の大当たり~。
あぶく銭はぱっぱっと使っちゃいましょう。これが僕の流儀です。久々に銀座に繰り出し焼肉パーティーの始まり始まり~っと。あれっ。ダイエットは? 明日、絶食すればいいか。???。
江戸時代、葛飾北斎の『隅田川両岸一覧』にも描かれている“たらい回し”の曲芸。当時はたらいを足の先で回すものと竹の先にたらいを載せて回すものが流行していました。ちなみに“たらい”という言葉は“手洗い”が訛ったものといわれています。
今の時代。総理が変われば大臣も変わるはずです。ところがそうではないのがこの国の凄いところ。福田政権になってもほとんどの大臣が前内閣のコピペ。これぞ現代版“たらい回し”です。身内だけで大臣を順番に回すだけの派閥主義、この壁を切り崩すのは至難の業なのでしょうか。
まだまだ“回る”日本です。 役所での“たらい回し”は朝飯前、沖縄米軍基地の“たらい回し”には全くの無力、妊婦や乳児の“たらい回し”も放置されたままです。“たらい回し大国”と言われても仕方がありませんね。
こんな国では近い将来、太陽が東から昇らなくなるのでは、と心配するのは私だけでしょうか。
会った瞬間はすました感じで大人びているけど、笑うとけっこうかわいいお子様“。私が福田首相からうける印象です。
小泉政権時、靖国神社参拝問題をめぐり中国・韓国との関係が悪化したことを評し福田氏(当時官房長官)は「トップ同士も国民もおたがいに感情的になるのは最低だ」とコメントしたことがあります。感情的になることを美徳としない古い世代の日本人特有の発言です。
外交の場面ではこの美徳が障害になることがあります。とりわけ、相手の弱みを握って手のひらに乗せ利用することに長けている中国。この国にとって“福田流”は好都合なのです。
感情的になることを装い、交渉をすすめていく彼らにとって福田氏はまさに“かわいいお子様”、意のままに操ることなど朝飯前なのです。
これからの日中関係に要注目です。
富国強兵をスローガンに国民体育としてのスポーツを受容した日本。西洋のスポーツ活動が友好・博愛を基調とした横社会を形成するのに対し、日本でのスポーツはこれまで年功序列の縦社会を形成してきました。大学での“4年神様、1年奴隷”というフレーズは今でも残っています。
この国の体育会系の人間関係は軍隊そのものです。目上の命令には服従することは絶対条件、“村”の掟を破ろうとする者、逃げようとする者がいれば徹底的にイジメ抜く。1人の異端者を集団で吊るし上げることはいとも簡単に正当化されてしまうのです。北朝鮮と変わりありません。
国技を見ればその国のわかるような気がします。アメリカの国技はベースボール。 日本は相撲。比較するのもバカらしいほど受ける印象は異なります。
若い命が奪われました。稽古に厳しさは必要ですが、30年以上も続いている理不尽な状況を放置した我々日本人の責任は重大です。
赤いスポーツカーに乗ったキザ男が憧れのマドンナを連れ去る。こんな光景に意気消沈していた学生時代の私です。東京生まれの私ですが六本木、赤坂、銀座は未体験ゾーン、もっぱら新宿が専門でした。
当時の人気スポットは赤坂。キャンパスから近いこともあります。クリスマスに備え、夏の時期からせっせとアルバイトに明け暮れます。“赤プリ”の部屋を予約するためです。“彼女”をつくるのは予約が完了してから? クリスマスに部屋がなければ“彼女”はできない、赤いスポーツカーに乗らなければデートはできない。こんな妄想をいだいていたカワイイ大学生、これが当時の私です。
さて、今の赤坂見附。パチンコ、回転すし、焼肉の街に変貌してしまいました。串揚げ専門店六波羅で夕食をご馳走になります。“赤プリ”の明かりがよく見えます。
“品格ある話し方ができるようになるにはどうしたらいいのでしょう?” こんな質問が寄せられることがあります。
私はマン・ウォッチングが大好きです。カフェで食事をしているときにも人の行動をウォッチしています。チャンスがあればどんどん人に話しかけてみます。ショッピングをするときなどは店員さんにいろいろ質問をしてその反応をみるのです。
品格のある人は品格のある話し方をする。これが私の結論であり目標でもあります。品格ある話し方をしたければ品格ある人になればいいのです。
品格ということばを説明するのは難しいですね。権力に媚びることなく、ごまかさず、正々堂々と真っ直ぐに生きる。こういう感覚でしょうか。
話し方はハウツーではありません。2000年前のギリシャの偉人たちは“ピーチ教育は人間教育だ”と説いています。
自分を磨けば自ずと魅力ある話し手になれる。これが弁力の真髄です。
箱根の朝は秋を飛び越して冬並みの冷え込みです。朝6時、目覚ましが鳴り響きますが誰も起きようとしません。皆布団の中でむずむずしています。寝付いたのが4時頃では誰も起きるはずはありませんね。
結局、起床したのは9時過ぎ、久々の熟睡で頭がぼーっとしています。新弁塾館では現場の職人さんたちが作業をすすめていました。土曜なのにご苦労様です。休日返上で天候に恵まれるという条件がそろってはじめて年末オープンすることはできるのです。間に合うか?
息子がご機嫌です。男の子は建築現場が好きですね。
“ところでお前、学校はどうした。”“えっ、休んじゃったよ。” パパと一緒なら学校は休めると思い込んでいるようです。私の監督不行き届きです。叱れません。
担任の先生にお詫びの電話を入れ御殿場経由で東京に向います。
ジャージ姿に髪の毛ボサボサの妻と家の中を裸で堂々と歩き回る夫。慣れとは恐ろしいものです。世間でよく聞く話ですね。皆さんの家庭は如何でしょう。
空気のような関係、と言えば聞こえはいいのですがこれがあるべき姿だとは思えませんね。リラックスし過ぎると男女はうまくいかなくなるのです。適度な“緊張感”は必要なのです。
スピーチも同様です。“緊張感”を抱かなくなったら終わりです。聞き手と話し手のあいだにある目に見えない(invisible)程良い“緊張感”。これがスピーチを成功に導く潤滑油なのです。
“緊張感”とは裏を返せば真剣さの表れです。聞き手はそれとなく肌で感じるものです。“緊張感”の欠片も感じさせない話し手に聞き手は好意を抱くことはありません。
スピーチでの“緊張”に悩んでいる方が多いようですが、もうお分かりですね。“緊張”は私たちの敵ではないのです。