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アメリカのメディアが日本をあまり扱わないことは以前にも日記で触れたことがあります。日本で大きく扱われる総理の外遊報道も現地ではあまり話題になりません。
中国、朝鮮半島(peninsula)、中東に関する報道と比べると日本に関する話題はあまり取り上げられないのが現状です。
報道の少なさが日本に関する一般アメリカ人の無知を招いているのも事実です。芸者やフジヤマなど、捻じ曲げられた(distorted)イメージは浸透していますが、真の姿は意外に知られていないのです。
日本をもっと理解してもらうためにはメディアでの露出(exposure)が必要です。その意味では今回の小泉首相の訪米は成功でした。
1日付Washington Post紙の1面に小泉首相が掲載されました。プレスリーを真似ながら歌うサングラス姿の映像です。
日本を認知してもらうためには手段は選べません。アメリカで話題になったことは世界中に配信されるからです。
アメリカが日本を相手にしていないことはアメリカで生活をすれば一目瞭然です。日本が嫌いなのではありません。従順なアッシー君なのです。
小泉首相の英語は上手くはありませんが、とにかく英語で話そうとしたことだけでも評価しましょう。アメリカ人は英語を話さない人を相手にはしません。
次期総理は誰になるのでしょうか。アメリカのメディアに相手にしてもらえるだけの演出力がある人物であることが条件です。
2,005年日中貿易総額は1,893億8,736万ドルと金額ベースでは1,999年以降7年連続で最高額を更新しています。2,006年は総額で2,000億ドルの大台を超える見通しです。
経済的な盛り上がりが政治的な関係を後押しすれば理想ですが、現状は複雑です。
訪中を目前に民主党小沢代表がサンデー・プロジェクトに出演、冷めた日中関係の修復を唱えました。具体案を提示しないのはいつもの通りです。「日本が『扇形の要』でなければならない」という小沢流の喩えは滑稽にすら感じられました。
靖国問題は日中間の懸案事項(pending issue)の一つです。全てではありません。事実、総理の靖国参拝には無頓着な中国一般民衆も少なくないのです。
批判されると日本の政治家もメディアもただオロオロするだけです。日本の弱点です。反論したり批判をかわす弁力が足りません。
中国人は元来ディベートが得意な民族です。口論をしつつ同時に人間関係も築く国民性があります。
小沢代表に加え管氏、鳩山氏も今回の外遊に同行するようです。美味しい中華料理をご馳走になり請求書を見てあらビックリ、とならないようご忠告申し上げようと思います。
滋賀県知事選で嘉田由紀子さんが現職候補を破って初当選を果たしました。現職が圧倒的に有利なのはこれまでの選挙の常識です。しかし実際には、自民、民主、公明3党という巨大軍団を押しのけ嘉田さんに票が集まったのです。両陣営の弁力の差が結果を左右しました。
(1)(『ダルマンマの法則7:イイタイコトは一語にまとめ、オウムのように繰り返せ』
行政の施策を「もったいない」というキーワードに集約させたことが見事に成功しました。「もったいない」は日本人の心に響く(touch)コトバです。嘉田陣営は選挙期間中、一貫してこのキーワードを連呼しそれを庶民に浸透させたのです。国松陣営は「大幅な税増収を見込めるチャンスを逃すほうがもったいない」と応酬しましたが、これが失敗でした。敵陣が掲げたキーワードを使えば使うほど票は相手に流れてしまうのです。
(2)『ダルマンマの法則35:要点は、意地でも三つにまとめ切れ!』
要点を三つにまとめることは弁力のキホンです。三つなら誰でも記憶が可能ですし、このシンプルさが大衆にウケルのです。嘉田陣営は「工事はしない」「予算の執行を止める」「対話」の三つのステップで訴えました。新幹線駅の凍結をどう実現するのか大衆には分かりやすかったのだと思います。複雑なことほど無理やりにでも三点にまとめることで聞き手は動きます。
(3)『ダルマンマの法則39:「場」を読んで、「空気」を読んで「明日」語れ!』
庶民の生活が「場」であり、厳しいという感情が「空気」です。嘉田陣営はこの「場」と「空気」をいち早く読み取ることにも成功しました。女性候補という点も有利に働いたと思います。「孫、子にツケを残さない」というフレーズで「明日」を語ったのも有効でした。
圧倒的に不利な状況であっても「弁力」に秀でた候補者が勝利する時代です。庶民が団結すれば国をも動かすことができると実感できた選挙戦でした。
今年初のジャイアンツ観戦をしました。無念の完封負けです。
五回の表、2アウトから木村拓が痛恨のエラー。その直後に2連続ホームランを浴び、3失点。これが試合を決めました。試合後の談話で原監督は選手を批判しましたが、批判だけなら私の息子にもできます。
自らマウンドに赴きピッチャーと一言交わせば済むことです。そうすれば失点は防げたかもしれません。責めるべきは原監督自分の怠慢さです。
中日の落合監督は違います。ピンチになる前に選手を激励します。そのタイミングが絶妙です。何気ないコトバが選手との信頼関係を築きます。だから選手に信頼されるのです。
選手のヤル気を引き出し、動かす。これこそ「弁力」です。「弁力」の差が成績に反映されるのです。
落合流がベストとは言い切れませんが、落合監督自身が「弁力」に秀でた人物であることだけは確かです。
とは言っても野球は野球です。「弁力」だけが勝つ要素ではありません。強いチームが勝つはずだ、と自分を奮い立ててはみます。
シトシト雨が降る中、息子とドームを後にします。「パパ、原監督も弁塾で勉強してもらうとイイね!」―――合掌。
1858年にアメリカ・イギリス・オランダ・ロシア・フランスと結んだ通商条約(treaty)は日本には不利なものでした。日本に関税の自主権が認められない不平等条約です。日本が欧米諸国と対等の立場に立つのは開国から60年後のことでした。外務大臣小村寿太郎の功績が光ります。小村は1911年アメリカと通商航海条約を結ぶことに成功、同年11月、この世を去りました。
それから約100年が経過、日本は新たな自主権の問題に悩まされることになります。ミサイルを撃つことが自主権だと主張する国の存在です。核兵器をも搭載できるミサイルを日本海に撃ち込んだのです。尋常ではありません。時代が時代なら宣戦布告と受け取られても何ら不思議はないでしょう。今こそ政治家の手腕が試される時です。
小村のような明治の男たちが今生きていたらどう対処するでしょうか。
こんな実話があります。日露戦争開戦時、小村は北京の代理行使でした。東京からは国交断絶、開戦の通告が一向に来ません。業を煮やした小村は開戦の時期を失してしまうと懸念、独断で公使館の国旗を降ろし北京を退去したのです。
一身を顧みず、国事しか念頭にない人以外にはできない芸当です。
現外務大臣、麻生太郎氏に小村を重ね合わせて考えるのは酷でしょうか。「相手が戦車で攻めてきたらこちらはバズーカ砲ぐらい撃たなければならない」という発言(2001年10/4都内公演)も気になります。「兵力」ではなく「弁力」で平和を達成してほしいものです。
リクエストがあれば手料理でもてなすことは私の流儀です。カレーだけはチョッピリ自信があります。
カレー研究を初めてアレコレ20年たちました。個性的な味を追求するほど皆に好まれるカレーから遠ざかるような気がします。最近では8歳になる息子のコメントも気になります。
タマネギを炒めることから全てが始まります。この作業がなかなかたいへんです。焦げないように1時間じっくり炒めます。普通タマネギを6つ使います。
ビーフはステーキ用の肉を使います。かたまりを買って大き目に切り分けます。大福くらいの大きさでしょうか。脂が少しだけのったヒレ肉がベストです。胡椒と塩はかなり多めに使っても大丈夫です。レアで焼き上げます。鍋に入れる前に肉に少し切り身を入れヨーグルトでマッサージをします。
キャベツ1個丸ごと使います。手でちぎって鍋に入れましょう。自然の甘みが出ます。
果物はリンゴ、マンゴ、オレンジなどがベストでしょうか。生のジュースを使う方法もあります。
煮立ってきたらチョコレートを入れます。市販のものを一枚全部入れてください。チョコレートは微妙な苦味を演出してくれます。甘くはならないので心配しないでも大丈夫です。
箱根のログハウスで食べるカレーは格別です。今日は星が見えませんが明日の七夕は晴れてくれるでしょうか。
七夕伝説の起源は中国です。
漢の時代に編纂された『文選』の中の「古詩十九編」の中で初めて七夕伝説が登場しました。南北朝時代に完全な説話(narration)の形になったといわれています。
説話は遣唐使らによって日本にもたらされ各地方の伝説、宗教とともに定着しました。
江戸時代には織姫星と彦星を引き合わせる遊びが生まれました。
たらいに水を張ります。その水に2つの星を反射(reflect)させ、たらいを揺らします。すると2つの星があたかもくっついたように映るのです。風情があります。
7月7日は七夕だけではありません。日中戦争の発端になった盧溝橋事件があったのは1937年の7月7日でした。サイパン島の日本軍が玉砕したのは1944年の7月7日です。最近では2005年7月7日にロンドン同時多発テロが勃発しています。
七夕の空を見つめながら世界の平和を祈ろうと思います。短冊には「弁力開眼・世界が平和でありますように」と記し弁塾館の入り口に昨晩から飾っています。
第一次遣唐使は630年、犬上御田鍬の派遣により始まりました。海外情勢や中国の先進的な技術や経典等の収集が目的でした。
当時の遣唐使船は平底の箱型構造で簡易な帆を用いていました。横波に弱く、また風任せの航海はまさに命懸けです。4隻編成で航行し1隻に100人程度が乗船しました。無事航海を終えることは奇跡に近かったといわれています。
さて、小沢氏を筆頭とする民主党三兄弟は中国で何をしてきたのでしょう。
小沢氏は日中関係を改善させる数少ない切り札でした。先月30日の『豪腕コラム』の中で「僕は日中関係は米国関係に負けじとも劣らず大切だと考えている。このため、以前から政治家としてはもちろんだが、一個人としても日中友好親善の活動を続けており、中国首脳ともいろいろな機会をざっくばらんに本音で語り合ってきた」と、述べています。
御一行の訪中時に北朝鮮がミサイルを発射(launch)したのですから皮肉です。小沢氏にとってはタイミングが悪すぎました。
訪中の時期が一週間ずれ込んでいれば小沢氏の手腕を発揮することもできたかも知れません。
民主三兄弟は無事帰国はしましたが、遣唐使一行のように価値あるモノを日本にもたらしてくれたかどうかはなはだ疑問です。
日本は北朝鮮に対して経済制裁(economic sanction)を発動しました。素早い対応でしたが最良の判断だったのでしょうか。
ミサイル発射が実はアノ国独特の挑発で、経済制裁を意図的(intentional)に引き出そうと煽っているのだとすれば凄い国です。日本を中韓から遠ざけ対立させる。これで目的達成。8発目も発射も有り得ます。
韓国側の「日本は騒ぎ過ぎ」は正しい分析かも知れません。領海内にミサイルが落ちたわけではないのです。北朝鮮側も「実験だ」と明言している以上、もう少し時間をかけて対応する方法もありました。
メディアはミサイル発射を誇大に報道しました。誇大に報道シナイコトが実は北朝鮮にとっては一番の痛手となったのではないでしょうか。
小泉首相は北朝鮮が得することは何もないとコメントしましたがこれは間違いです。日本と中韓の対立という状況が既に出来上がりつつあるのです。
今回の経済制裁発動は日本側の勇み足だった気がします。もしかしたら「放置」「無視」されることがアノ国にはいちばん効き目があるのかも知れません。
我が家もそろそろリフォームの時期です。クロスを張り替えるため業者に見積もり(estimation)を頼みます。ネットで検索できるので業者に何度も電話をかけずに済みます。3社に見積もりを依頼しました。
1㎡あたりの価格は1,200円前後でどの業者も変りありません。でも、総費用は3社とも違いました。なぜ?
数字を比べてあらビックリ!壁・天井の面積がバラバラです。手作業で測るため多少の違いは気にしませんが50㎡の違いは誤差とは思えません。カンペキな「水増し」です。
どの業者が正しいのでしょうか。怪しいのは数値のいちばん大きいB社です。電話で問い合わせると「間違えはあり得ない! 気に入らないなら他に頼めよ」と逆切れされる始末です。
ウェブ・ページを見ただけでは業者の良し悪しはなかなか見抜けません。どの会社も立派に見えてしまいます。
結局、クロス貼りは家族で協力して行うことになりました。
8歳の長男が時給5,000円を要求してきました。自分の息子がいちばんの悪徳業者でした。
米国同時多発テロ以降、空港でのセキュリティーは厳しくなりました。ナイフや銃はもちろんワインのコルク抜きや爪切り(nail clipper)に至るまで危険物と見なされるものはすべて没収されます。靴まで脱がされるのには最初は抵抗がありましたが今では慣れました。
国際線に比べると米国国内線での検査は甘い気がします。ライターは自分で廃棄するか検査前に自己申告するようにしていますが、うっかりノート用のカバンの中に入ったままのことがあります。それでも国内線の検査で没収されたことはありません。
あくまで私的印象ですが係りの方も緊張感に欠けている気もします。気さくなのは結構ですがこの点、日本人のほうが真面目です。
離陸前のアパー・キャビンにいると分かりますがコック・ピットのドアは開いたままです。パイロットと雑談することも可能です。離陸前にはハイジャックは起きないということです。これで大丈夫なのでしょうか。
ヤンキースタジアムでも手荷物検査があります。女性用のポーチやカバンも人によってはNGです。基準は無いらしく、この点アメリカはルーズな国です。アノ人はOKでもコノ人はダメ。Why?と言っても無駄です。
危機が迫ったときのアメリカ人は一致団結しますが危機が去ると気が緩むようです。
インド・ムンバイの鉄道7ヶ所で同時爆発テロが起きました。アメリカの鉄道は大丈夫でしょうか。嫌な予感がします。
ジダン選手の頭突きが話題になっています。レッドカードは当然ですが頭突きが暴力かどうか、私には分かりません。相手が怪我をしていないのであれば大騒ぎする必要もない気もします。
優秀の美を飾りたかったのはジダン選手本人でしょう。名誉(honor)も地位(social status)も捨てる覚悟で及んだ頭突き行為。それ相当の理由があるはずです。
12日、本人がフランスのテレビ番組に出演しインタビューに答えました。想像を絶するコトバで家族が侮辱(insult)されれば誰でも傷つきます。
コトバが鋭利な刃物になり得ることを私たちは認識すべきでしょう。
ところで、私の息子はガキ大将です。悪さをしてもお尻を叩いた程度では効き目がありません。
先日、ピアノの先生から「君はほんとうはピアノが下手なんだよ」と言われ号泣したようです。皿に残った最後の極上カルビを私が食べてしまって以来、人生2度目の号泣です。
楽譜を丸めて頭をポッカーンと叩いてもビクともしない少年ですが、先生のコトバが息子を深く傷つけたのです。普段は優しい先生なだけにショックは大だったようです。
メディアは身体的暴力を話題にします。しかしコトバの暴力のほうが人を傷つけることもあるのです。倫理(ethics)、道徳(moral)、法(law)に反するコトバは「弁力」ではなく明らかに「暴力」です。
暗い話題が多い毎日です。今日は笑っていただきましょう。
/ある豪華客船が航海の最中に沈みだした。船長は乗客たちに速やかに船から脱出して海に飛び込むように、指示しなければならなかった。
船長はそれぞれの外国人乗客にこう言った。
アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士です」
ドイツ人には「飛び込むのがこの舟の規則となっています」
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」
フランス人には「飛び込まないでください」
日本人には「みんな飛び込んでいますよ」/
自我を持たず集団そのものの意思が自我になってしまうような心性が多くの日本人の心のあるーーーだとすれば恐ろしいことです。
個を育てずただ親や企業、社会の言われるがままの「従順な」集団依存型ロボット。
やっぱり今日は笑えません。
(抜粋/早川隆『世界の』日本人ジョーク集P130)
日本ではお酒の飲めない、飲まない人は「寒い人」だという風潮があります。
20代は私もガンガン飲みました。飲めば強くなるゾ、吐けば(vomit)強くなるゾと言われ真面目に飲む練習をしたのです。
真実を告白すればするほど回りから注がれ、その度に飲み干すことになります。「さすが福ちゃん、飲みっぷりがイイね」などと言われもう一杯、さらにもう一杯と続きます。帰宅する頃には頭が割れるような頭痛が始まり、最後には便器の両手をつかみテポドン発射です。
30歳の誕生日を機に無理に飲むことはやめました。アメリカでは人にお酒を注ぐ習慣がありません。皆自分のペースで勝手に飲むのです。この方が僕には楽です。
サークルの合宿で大学生が急死しました。軟式野球サークルの宴会中の出来ごとです。始めから酔いつぶさせる目的で新入生をいじめる(bully)悪しき伝統があります。直接飲ませた人は傷害致死罪、「いっき!いっき!」と、はやしたてた人は傷害現場助勢罪が成立してしまうこともあるのです。
宴会には40人の学生が参加していましたが止めようとした人はいなかったのでしょうか。「集団依存型ロボット」の弊害だとすれば恐ろしいことです。
弁塾館の引越しが決まりました。「箱根弁塾館」が新正式名です。旧弁塾館があった仙石原の地は環境は抜群でしたが冬場の風がネックでした。
今回の移転先は宮城野の森です。箱根湯本から車で15分程の場所で木々に囲まれた大自然が魅力です。大文字焼きでも有名な場所です。リーゾート地の中にありますからセキュリティー面でも安心です。
館外の敷地も広く確保しました。ヤギを数匹飼う予定です。ニワトリや孔雀もいれば楽しい空間になるかも知れません。
動物たちは意外にも弁力向上に役立ちます。動物と一対一で話をするのです。対人独特のプレッシャーから開放され本来の自分を取り戻す効果があります。
温泉(hot spring)を引き込むことも可能です。卒業生の皆さんにも協力してもらい弁塾らしい露天風呂ができれば嬉しいですね。
弁力向上のキーワードはBe yourself、つまり「本来の自分を取り戻す」ことです。自分の足で大地を踏みしめ地球の鼓動を共に体感しましょう。
電話での会話は顔が見えません。「真意」が伝わりにくいのです。これまでの人生の中で私自身、電話での言い争いで二人の友人を失っています。
電話対応7つの原理原則を紹介しましょう。
①ドレミの法則とは?
普段のアナタの肉声がドレミの「ド」であれば、電話では「ミ」で話すように心掛けましょう。少しトーンを上げるだけでサワヤカな印象を醸し出すことができます。普段から「ド・レ・ミ」と口ずさむ習慣をつけるといいですよ。
②態度が声に乗り移る!
顔が見えないからといって油断は禁物です。アナタの態度は声に反映(reflect)されるのです。電話口で頭を下げて謝って(apologize)いる人がいますが、その態度は確実に相手に伝わります。デスクに足を投げ出して謝罪しても相手は納得してくれないものです。それほど「態度」と「声」は連動しているのです。
③滑稽なくらい大袈裟であれ!
日常生活が舞台俳優のノリでは疲れてしまいますね。しかし電話での会話に限ってはこのノリが効果を発揮してくれます。誇張すべき表現は思い切り誇張し、大袈裟なアナタを演出しましょう。自然と大きな声も出てきますよ。
④腹式呼吸は起立の姿勢から!
座ったまま腹式呼吸ができればその時点でプロの声優です。起立の姿勢を維持することで比較的容易に腹式呼吸が可能になります。姿勢(posture)も大切です。猫背の癖は今すぐヤメ、お腹から声を出す習慣を身に付けましょう。歩きながら携帯電話で話すことは呼吸が乱れるためお勧めできません。
⑤「ゆっくり丁寧」から脱却し「早口」のアナタに変身せよ!
ネット情報化社会でモタモタ話しているヒマはありません。むしろ早口である必要があります。マシンガンのように話せばいいというわけではありません。会話を生かすも殺すも「間」の使い方次第です。「動」と「静」の使い分けが会話をリードするリズムをつくり出すのです。
⑥「それから君」現象はご存知ですか?
「それからですねウンヌン」を繰り返す人がいます。目的が整理できていないと話している間に言い忘れたことを思い出すパターンがあります。これではダメです。「それから君」は話が長いのです。目的だけをメモし、メモに沿って話をすすめましょう。
⑦火山噴火10秒前。アナタはどうしますか?
電話口で相手が怒っている場合、刺激をしないムードつくりが大切です。言い争いになってはいけません。怒りの気持が大爆発する前に相手と面会することをお勧めします。相手が「来るな」と言えばそれはチャンスです。「来て詫びろ」のサインだからです。その日の内に相手と対面できれば意外にすんなり解決できることもあるのです。
伝統的な日本の家屋は風通しの良さが特徴でした。最近ではほとんどの家屋で空気汚染物質を放散しやすい材料が使われています。アルミサッシの普及で自然に換気される量も減少しています。
めまい、吐き気、頭痛などの症状を訴えるシックハウス症候群(sick building syndrome)は日本が抱える大問題です。
ホルムアルデヒド。これは壁紙を張る接着剤などに含まれている物質です。カーテン、カーペットや冷暖房、厨房などの燃焼機器、喫煙などからも発生します。
家具を購入する際にはスチール製など科学物質の放散量の少ないものを選びましょう。
本も安全だとは言えません。書籍は薬品処理をしてから店頭に並びます。虫が食わないようにするためです。寝室に多量の本は置けません。
イギリスでは過密居住が法律で禁止されています。所得に関わらず家族の人数に応じた広さの住まいが提供されるーーーこれが当然の権利なのです。
高度成長期のツケを今、日本は払わされています。どうすればいいのでしょうか。
換気に気を配ることーーーこれがいちばんのシックハウス対策です。夜間、寝室のどこかを開けておくことも効果的です。こまめな清掃や部屋を乾燥させることも大切です。サウナに入り汗をかくこともいいようです。科学物質を体に溜めずに済むからです。
すぐキレル子供や親が増加する日本。原因がシックハウス症候群だとすれば恐ろしいことです。
(協力/片山建設株式会社代表取締役:片山正男氏
4、5年前の生徒さんは肥えた今の私を見るとビックリされるかも知れません。ダルマのように真丸です。
弁塾HP担当、関根さんのイタズラです。私の写真を密かに撮ってフロントページに掲載してしまったのです。顔面アップの巨大(huge)な写真です。ああ、恥ずかしい。
関根氏曰く「ネットの時代はアリノママの姿を公開したほうがいいです」。アッサリ言ってくれます。
せめて、もう少しダイエットしてから掲載したかったというのが私の本音です。
息子は母親に似て(resemble)痩せています。「パパは痩せないほうがいい」とか「背が高いから大丈夫」などと言われても落ち込むばかりです。所詮デブはデブなのです。
覚悟を決めました! 8月31日までに10キロ痩せることを宣言します。
夏は私の季節です。シェイプ・アップしてみせましょう。
関根さんが私の横でニヤニヤしています。「HPに『先生の今日の体重』を掲載して毎日更新しましょう!」
えッ!
今日から夏休み。嫌いな英語の授業から解放され息子もホッとしています。
息子が通う小学校は充実した英語教育が自慢の私学です。神奈川県までわざわざ通学しています。
HPを見てビックリ。カリキュラムを説明する英文が間違い(error)ダラケなのです。
面子も考えてヤンワリと担任に報告、問題解決かと思われました。2ヶ月経過した今でもHPはそのままです。
息子の報告ではガイジンの先生がチェックしたから間違いはない!ということです。
ああ、情けない。
綴りの誤りが1箇所。文法の誤りが2箇所。そして語法(usage)の誤りが4箇所です。それ以前に英文自体が品位に欠けています。教育レベルの低いダメダメ外人が書いたダメダメ英語なのです。
ガイジンだから間違いないですって? 認識が甘すぎます。アメリカ人だから正しい英語を話すとは限らないのです。
中には日本が好きで訪日する人もいるでしょう。でもそんな人は例外(exception)です。アメリカで落ちこぼれたから仕方なく日本にやって来る人が大半なのです。実力があるなら大学で教えたり、ギャラの高い民間のスクールで教えるはずです。企業でビジネスをする人もいるでしょう。
ダメダメ外人の英語の授業が面白いはずがありません。私は息子を擁護(agree)します。
梅雨明けが長引きそうです。
酸性雨(acid rain)という言葉は19世紀後半、スコットランドのRobert Angus Smithが著書『大気と雨』の中で初めて使ったと言われています。
現在、アジア等の発展途上国(developing country)におけるエネルギー消費量の増加は著しく、世界の研究者は東アジアを今後最も被害が予想される地域として指摘、日本もこの地域に含まれています。
中国では硫黄分の多い石炭を用いた工業化が進み都市内部では日本の川崎や四日市のひどいとき以上の大気汚染(air pollution)が起こっています。汚染物質を削減する装置(device)もないため周辺域では汚染物質を含んだpHの低い雨が降っています。この国では酸性雨のことを「空中鬼」と綴るそうです。
中国で排出された物質は気流によって確実に日本にやってきます。
酸性雨による健康問題は深刻(grave)です。環境の酸性化が著しいスウェーデンでは国民の半数が地下水を上水源に用いています。酸性化した井戸水がパイプの金属を溶かし髪の毛の色が緑色に変わったという例も報告されています。
白骨化した木々、無残な建築物、四海と呼ばれる湖等々、地球は確実に破滅の方向に向っています。
今、弁塾では環境問題への取り組みについて真剣に議論をしているところです。
久々の映画鑑賞です。話題の『日本沈没』を観ました。日本列島の沈没(submergence)はないでしょうが、日本人の地盤沈下は着実にすすんでいます。
今の日本には栄養失調(malnutrition)になる人はいません。一見非常に豊かです。でも、なぜ笑顔が少ないのでしょうか? なぜイライラするのでしょうか? なぜ、落ち込んだり、すぐキレたりするのでしょうか?
それは心が満たされていないからです。精神的な栄養失調状態。この、心が飢えた(want)状態は他人をねたむ(envy)心を芽生えさせます。幸せな人、あるいは幸せそうに見える人までをもイジメる体質が社会を支配するのです。これは深刻です。
日本人一人ひとりが自分らしく自分流に生きているならばこれほど殺伐とした国にはなっていないはずです。他人との調和も大切ですが、それが同化(assimilation)であってはなりません。
「他人と同じであること」は安心感をもたらしてはくれますが、心の飢えを満たしてはくれないのです。
赤信号は皆で渡れば怖くはないでしょう。でも、皆で沈没することだけは避けたいものです。
安倍晋三氏が時期総理になるのでしょうか。
公式HPにプロフィールが掲載されています。日本語のプロフィールと比べると英語版は文自体が幼稚です。意図的(intentionalな演出ならばお見事なのですが…..
私流に翻訳してみました。
「僕は名門の出なんだ」
「パパもジジも有名な政治家だったんだよ」
「留学もしたよ」
「南カリフォルニア大学で政治学を勉強したんだ」
「卒業はしてないけどね」
「帰国してから一流企業に就職したよ」
「でも、長続きしなくて82年にやめちゃった」
「パパが有名だったから選挙でも一等賞とったよ」
「拉致問題ではメチャ活躍したから皆に信頼されてるんだ」等々。
翻訳とは恐ろしいものです。文法的な誤りはない英文ですが、時期総理になる人のHPがこのレベルでは諸外国に信頼されないのも当然です。政治家のHPはすべてチェックしましたが英語版は皆このレベルでした。
昔、森ナントカという首相がいましたね。クリントン大統領が来日したときの実話です。
機内から出てきて笑顔で手を振るクリントン。森首相の第一声は”How are you?”ではなく”Who are you?”(あんた誰?)でした。クリントンもビックリしたはずです。でもさすがクリントン。森氏のコトバをジョークと理解したらしく、”I am Hillary’s husband.”(私はヒラリーの夫です)とかわしたそうです。
高校野球のチームが不祥事(disgraceful affair)を起こせば全体で責任をとらされます。欽ちゃん球団はお咎め(blame)なしです。
欽ちゃんは一度はチームの解散を宣言しましたが、すぐに撤回、チームの存続を表明しました。
前言撤回とは白を黒に変えてしまうことです。並みの弁力では太刀打ちできません。
欽ちゃんはそれをアッサリと乗り越えてしまいました。Yahooの緊急投票でも実に70%の人がチームの存続に賛成(pro)、反対(con)票は僅か21%です。
欽ちゃんの勝因は4点に集約されます。①対応の速さ②涙③イニシャル・イメージ(initial image)の高さ④キーワード(夢列車)。
とくに③が大きな役割を果たしています。これまでに彼が積み上げてきた「善人」のイメージは強烈です。会見での「涙」や日本人好みのキーワード「夢列車」も後押ししています。
善人を演じるプロ中のプロ、これが萩本欽一です。
私個人、コント55号と青春を過ごした世代で、欽ちゃんの大ファンです。ただ、弁力の観点から騒動を分析すると意図的な部分がどうしても見え隠れしてしまうのです。
だとすれば、萩本欽一という男は相当のタマです。
海に行きたくてウズウズする毎日です。西伊豆や九十九里浜なら昼には弁塾に帰れますがソノ日がなかなかやって来ません。
今年からボディーボードを始めました。まだ波に乗れない私です。ザブ~ンと波をかぶる姿に皆が笑います。リアクションが派手? 余計なお世話です。
愛用の板は人の命を救ったボードです。春の海外研修中、ワイキキのビーチで息子とボード遊びをしていたときのことです。目の前で人が溺れ(drown)始めたのです。初めはアメリカ人特有のジョークかとも思いましたが何か様子がヘンです。ブクブクと沈み始めたのです。息子のボードを男の方に投げ込みます。危機一髪、ボードが一人の命を救いました。
彼はサンノゼ出身で新婚旅行の最中だったそうです。
溺れる人はワラをも掴む、とはまさにその通り。タイミングが数秒早ければ私も死んでいたかも知れません。スキューバ・ダイビングでの知識が役に立ちました。
日本中、地盤が緩んでいます。思わぬ(unexpected)水の事故にはくれぐれも注意が必要です。
ミス・ユニバース日本代表、知花くららさんが第55回世界大会で準ミスに輝きました。
自分をアピールするという意味ではミス・ユニバースもコミュニケーション能力が試されます。
いわゆるミス・コンに対して否定的(negative)な意見も一部には見受けられます。容姿の優劣を競わせ(compete)、女性を商品化しているのではないかという批判です。ミス・ユニバースのレベルになればファイナリスト全員が容姿端麗なわけですからこの批判は当てはまりません。
外面的な美しさだけでなく、知性、感性、誠実さ、人間性などあらゆる角度から入賞者が決定されます。ショート・スピーチや質疑も重要な審査基準です。
審査員の好みも結果に影響を与えるでしょうが、入賞する女性はそれなりに輝いているものです。くららさんが世界の舞台で輝いている女性として選ばれた、このことに意義があります。選ばれた女性はますます輝きを増すから不思議です。
世界の舞台で活躍する日本人。政治以外の分野で日本は確実に国際化を果たしています。
「汚名を晴らす」が間違えだとは知りませんでした。正しくは「汚名をすすぐ」だそうです。
文化庁の国語世論調査の結果が発表されました。こういう報道がなされる度に英語教育がヤリ玉にあがります。英語よりも母国語が大切だという説教です。
言葉や文法は時代時代で変化します。イギリス英語は気品があるなどとバカなことを言う人がいますが、300年前はイギリス人も今のアメリカ英語を話していたのです。
大半の人が使っている表現あればそれは許容(acceptable)範囲ではないでしょうか。
高校時代のことです。授業中に”truck”という単語が入った英文を訳しました。私は「トラックが…」と答えましたが、チャンと訳しなさいと叱られたのです。どう訳せばいいのか聞き返しました。先生は「貨物自動車だ!」と説明、教室は爆笑の渦でした。誤りの氾濫は正すべきでしょう。しかし厳しすぎるものも問題です。寡黙な日本人がますます寡黙になってしまいます。
言葉はあくまで意思疎通の手段(means)であって、それ自体目的(end)ではないのです。主役は人自身なのです。
谷垣禎一財務相の総裁選出馬会見を弁力の観点から検証しましょう。
①キーワード/キーワードを掲げた点は評価できますが、「絆」ではダメです。「形容詞」「形容動詞」「短文」がより効果的です。滋賀県県知事戦の「もったいない」はヒット作でした。そもそも「名詞」は動くイメージに欠けるため守りの戦いに向いています。安陪陣営向きです。誰と誰の「絆」なのかもよくわかりません。30点。
■ダルマンマの法則-7「イイタイコトは一語にまとめ、オウムのように繰り返せ」
②外見/地味な印象から脱却しようとメガネをおしゃれなデザインに変えました。ただ、ブルーのストライプのネクタイはやはり地味です。50点。
■ダルマンマの法則-11「ネクタイの、赤がいいのにゃ、訳がある」
③消費税/消費税に関しては触れないわけにはいかないでしょう。消費税のシステムを壊す、くらいの暴言でも吐けば話題になったはずです。30点。
■ダルマンマの法則-8「暴言が、話題になったらシメタもの。その後の対処が分かれ道」
靖国問題に絡んで谷垣氏は「心の問題と行動の区別は海外からは理解されにくい」とコメントしましたが、HPに英語版がない人が言えることではありません。谷垣さん!アナタのほうが海外から理解されにくいですよ。
日本の野球は中日で決まりでしょうか。トホホの福澤先生です。
一方メジャーリーグはアツイです。8月末には松井選手が復帰、ボストン・レッドソックスとの首位争いは熾烈です。ナショナル・リーグのニューヨーク・メッツは2位に12ゲーム差ですから優勝間違いなし。ヤンキーズとメッツのプレーオフが実現すればお祭り騒ぎになるでしょう。
弁塾の経営母体、株式会社フロントローでは海外イベントのチケット手配も行っています。9月15日から始まるヤンキーズvsレッドソックス四連戦がプラチナチケットになっています。バックネット裏の席が$3,000、外野(bleacher)でも$500前後で取引されているというから驚きです。フロントローのHPへのアクセスも毎日300件を超え、担当の松本君が寝ずに奮闘しています。
メージャー以外にもコンサート、ミュージカルなどのチケットをオンラインで購入できる日本初のサイトです。皆さんにご覧いただければ嬉しいです。http://www.ny-ticket.com
花火(fireworks)の季節です。火薬を発明したのが中国ということで花火発明の地は中国だという説が有力です。
日本で花火が製造されるようになったのは16世紀の鉄砲伝来以降です。江戸時代になり戦いがなくなると花火を専門に扱う「火薬屋」しました。幕府が隅田川以外での花火の禁止の触れを出すほど花火は当時から人気があったようです。
1733年、関西を中心に飢饉(starvation)に見舞われ、江戸ではコレラが猛威を振るいます。そんな暗い世相の中、将軍吉宗は死者の慰霊と悪霊退治を祈り両国大川、今の隅田川の水神祭を催し大花火も同時に披露しました。これが隅田川花火大会の起源になったといわれています。
明治時代になると海外から多くの薬品が輸入され、様々な色彩を持つ花火が登場します。同時に科学薬品に対する知識不足から多くの事故が発生したのもこの時代です。1910年、花火の打ち上げは許可制になり、これにより花火師の専業化が始まりました。
現在でも多くの花火業者は地元に根付いた零細・中小企業です。中国からの輸入増が経営を圧迫しています。花火師としての技術を引き継ぐ若い世代が激減していることも大きな問題になっています。
(参照:フリー百科事典『Wikipedia』)
大人の4割近くが海や川より清潔なプールのほうがよい、と回答するアンケート結果を「みつかん水の文化センター」が発表しました。
プールの水は塩素とろ過(filtration)によって浄化されていますが安全だとはいえません。消毒のために水に加えた塩素は汗や尿などの汚染物と化合して有機塩素化合物になり、循環(circulation)する間に蓄積してしまうのです。
温泉も条件は似ていますが、プールのほうが遊泳者数が多く補給水量も少ないため条件はより厳しいといえます。
私自身、昭和記念公園のプールで泳ぎプール熱を発症した経験があります。大人はプール熱にならないというのは間違えだそうです。
毎日プールで泳いで病気にならなかったら相当の健康体ですよ、と主治医から説明され複雑な思いをしました。
場所を選べば海のほうがよほど安全です。私の長男は軽症のアトピーですが海で泳いで日焼けすると湿疹がカンペキに治ります。数ヶ月間はかゆみも出ません。サイパンやグアム付近の深層水がアトピーに効くという噂(rumor)がありますが、息子を見る限りこの噂は真実だと思います。
医師、弁護士、建築士などの国家試験は一旦合格すれば一生モノです。問題を起さない限り降格や剥奪はありません。
耐震強度偽装事件の再発防止のため1級建築士全員を対象に再試験を実施する方針を打ち出した国土交通省でしたが再検討を迫られているようです。
「試験のために専門外の知識を丸暗記するのは無意味」「もう一度大学受験しろと言われているようなもの」「この年で今さら勉強するのはたいへん」等、現役建築士が猛反発(repulsion)しています。
教員採用試験も同様です。小学校英語教育の導入に反対する人は教員採用試験のヤリ直しに賛成するはずがありません。だから日本はダメなのです。
1,980年代に3年で起きた変化が最近では3ヶ月、あるいは3日で起こる時代です。時代の変化についていけない専門家は少数派(minority)だとは思いたいですが、その少数派を排除・教育するシステムが出来ていないのが今の日本ではないでしょうか。資源の少ない島国ニッポンが生き残る唯一の道は専門家の再教育にあると私は思います。これまでの国家試験を丸ごと見直す時期に来ています。
幼い命がプール失われるのは悲劇としか言いようがありません。合掌。